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モルガン・スタンレー利益予想上回る、トレーディング収入好調

[20日 ロイター] - 米モルガン・スタンレー(Mスタンレー)<MS.N>が発表した第2・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。債券、株式トレーディング部門が、ライバル勢を上回る堅調さをみせた。

純利益は16億7000万ドル(1株当たり0.85ドル)と、前年同期の18億2000万ドル(同0.92ドル)から減少した。

調整後の1株利益は0.79ドルと、市場予想を0.05ドル上回った。

調整後の純収入は12.2%増の95億6000万ドル。

債券・通貨・商品(FICC)トレーディング部門の収入(調整ベース)は25%増の12億7000万ドル。

米銀大手の第2・四半期決算では、債券トレーディングが低迷し足かせとなったが、モルガン・スタンレーは好調だった。

株式トレーディング収入は調整後ベースで27%増の22億7000万ドルと、ゴールドマン・サックス<GS.N>の20億ドルを上回った。

富裕層向けのウエルスマネジメント部門の純収入は4.7%増え38億8000万ドルだった。

同部門の税引き前利益率は23%で、第1・四半期の22%、前年同期の21%から上昇した。ゴーマン最高経営責任者(CEO)は、22━25%を今年の目標に設定している。

調整後の自己資本利益率(ROE)は平均9.1%で、ゴーマンCEOが最低目標とした10%を依然下回っている。

M&A(合併・買収)の助言業務を含む、投資銀行部門の収入は1%減の16億1000万ドル。

トムソン・ロイターのデータによると、モルガン・スタンレーは上期、世界M&A助言業務でゴールドマンに次ぐ2位につけた。

大規模な投資銀行業務を行わないウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)<WFC.N>を除いた、大手5行の第2・四半期純利益は計241億ドルで、前年同期から67億ドル増えた。

米大手行の決算について、サンドラー・オニールのアナリスト、ジェフリー・ハート氏は「ユニバーサルバンク(一切の金融業務ができる銀行)の四半期決算は全般に極めて好調だった。引き続き支出に規律がみられ、収入も大方の予想を超える水準で推移するだろう」と分析した。

20日午前の米国株式市場で、モルガン・スタンレーの株価は一時、40.94ドルの高値をつける場面があった。その後、上げ幅を縮小、ほぼ横ばいで取引されている。

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