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【全文】「平和安全法制は憲法違反なのか?」~安倍さんがわかりやすくお答えします!平和安全法制のナゼ?ナニ?ドウシテ? 第四回

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(牧島かれん衆議院議員):みなさん、こんばんは。

(安倍晋三総裁):こんばんは。

(牧島):平和安全法制について全5回のシリーズでお送りしており、本日が第4回目です。「平和安全法制は憲法違反なのか?」という重大な問いに、安倍総裁から直接お答え頂きます。本日は神奈川17区、衆議院議員、牧島かれんがお送りいたします。よろしくお願いいたします。安倍総裁、既に皆さんからコメント、メッセージを、たくさんいただいているようです。

(安倍総裁):たくさんメッセージを入れていただいていますね。皆さん、よろしくお願いします。

(牧島):早速今日のテーマである「憲法違反なのかどうか」についてです。まず、平和安全法制は憲法違反だと言っている専門家がこれだけいるじゃないか、というコメントや世論の声があるかと思います。そもそも、憲法において自衛権というのはどのように定義されているのでしょうか?

(安倍総裁):これは牧島議員もよくご存知の通り、憲法には自衛権について明文の規定は無いんですね。日本が自衛権を持っているかどうかについて書いてありません。例えば「自衛権も日本は放棄をしているんだ」と、吉田総理はかつてそういう答弁をしたこともあります。ですから、自衛隊を創設した後も、自衛権があるかないか、分からないんだから自衛隊は違憲だ、ということが随分言われていました。そこで、そういう論争がある中で昭和34年に最高裁で砂川判決がありました。まさに憲法の最終的な判断を行うのは最高裁判所なんですね。憲法81条に、一切の法律が憲法に合憲かどうかを判断するのは最高裁判所です、と書いてあります。そして、自衛権について判断を下しているのは、この砂川判決だけなんですね。砂川判決においては、自衛権というのはありますよ、ということが示されました。

(牧島):ただ一つの判決である砂川判決というものが取り上げられているのですが、これは昭和34年であり、実は私自身も生まれていません。今日ご覧の方の多くもまだ生まれていない頃の判決で、中身がちょっとよく分からない、この判決に依拠していいのか、というお声もあるかと思いますが、それに対してどうですか?

(安倍総裁):まさに最高裁判所が、自衛権があるかないか、唯一の判断を下したのが砂川判決なんです。そして、この判決において、大法廷で15人の裁判官全員が、いわば自衛権はある、という合意をいたしました。裁判官全員ということなんですね。大法廷でも割れる場合がありまして、多数意見が判決になるわけでありますが、これは全員です。その判決の中で、わが国が自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために、必要な自衛の措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として当然のことと言わなければならない。つまり、自衛権があって、そして存立を守るために、国民を守るためにそれを行使するのは当然のことだ、と明確に判断をしているんです。

(牧島):わが国の平和と安全を維持するのは当然のことである、と最高裁でも判決が出されているわけですね。けれども、それと集団的自衛権ということを考えたときに、この砂川判決のときには集団的自衛権という概念がそもそもなかったとは言えないでしょうか?

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