記事

2010年の振り返り(3) : メディアや友人に話したことの振り返り 為替

1/3
為替と景気の二兎は追えない。アメリカは為替を捨てて景気を選択した。これは2008年10月以降のアメリカの経済政策に対する基本認識だ。

内需(自動車・住宅などを中心としたお買いもの三昧)に期待ができないアメリカはドル安による輸出利益偏重の片肺飛行が続いている。とは言え、貿易赤字が顕著に減少しているわけではない。

ドル安の継続、、、これが2010年だった。

ドル札を大々的に(=事実上の無制限増刷)増やしているのだから、、、ドルの価値が下がるのは算数の回答として仕方が無い

** 参考過去エントリー **
ちょっと真面目に、為替を考えてみる (5) 再開の前振り タヌキの木の葉
ちょっと真面目に、為替を考えてみる (6) 為替レートは単なる交換比率、ではお金って??
ちょっと真面目に、為替を考えてみる (7) オークションはフェアだが、不安定で庶民にはなじまない??


2011年〜2012年の為替に関しても、多くの証券会社の予想とは反対にドルは人民元に対して▼20%、円に対して▼10%という予想をお伝えしてきた。

2012年10月ごろに、ドル/円、73〜75円、ユーロ/円、108円〜110円、人民元/ドル、5.34〜6.00、というレベルを想定している

** 参考過去エントリー **
2011年を考える (7)日本株は、円高/円安で決まってしまう
2011年を考える (3)為替問題を先送りできない



長期のドル指数
(下図)を見れば、2001年〜2002年が大きな転換点だったと見える。

2001年の9・11の発生が、アメリカの為替面でのピークを知らせる鐘だった。その5年後にアメリカの金融不動産バブルがサブプライム問題の噴出を始め、2008年には経済・金融が崩壊を始めた。

景気や企業業績に関しては、オバマ大統領の結果としての大きな政府=政府支出大幅増額で出血は止まった。しかし、
内需(自動車・住宅などを中心としたお買いもの三昧)は世界が変わったかのような低空飛行状況を脱していない。

画像を見る

2002年までは、ドルは新興国(=先進6カ国以外)に対しては上昇を続けてきた。それまでは、新興国の輸出を引き受けたという言い方も可能だ。

ブッシュが「アフガン&中東への戦争費用の大々的な浪費」によってUSドルを終わらせる役割を演じたとも言える

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    河野大臣がワクチンめぐるデマ流布に言及 不妊については「科学的根拠がない」

    河野太郎

    06月24日 11:12

  2. 2

    ウガンダ選手団2人目の陽性者の持つ意味

    大串博志

    06月24日 08:11

  3. 3

    安倍政権下でおかしくなった霞が関 自民党の良心は失われてしまったのか

    早川忠孝

    06月24日 08:39

  4. 4

    平井大臣の発言を文春が捏造か 内閣官房が公開した音声には企業名なし

    和田政宗

    06月23日 12:48

  5. 5

    菅内閣が「無観客五輪開催」を絶対に避けたい理由

    田原総一朗

    06月23日 16:02

  6. 6

    関係者・スポンサーに忖度ばかりの五輪・パラリンピックは「古き自民党政治」の象徴か

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    06月24日 09:26

  7. 7

    昭和の頑固オヤジ!JASRACと闘い続けた小林亜星さん

    渡邉裕二

    06月23日 08:04

  8. 8

    軽自動車はEV化で高価格に 「交通弱者」が増加するいま改めて考えたい軽自動車の役割

    森口将之

    06月23日 10:51

  9. 9

    菅内閣支持率最低に 短命政権の可能性強まる

    NEXT MEDIA "Japan In-depth"

    06月23日 17:13

  10. 10

    ワクチン不足で職域接種の新規受付を一時停止へ「可能配送量の上限に」 河野大臣

    ABEMA TIMES

    06月23日 21:39

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。