- 2015年07月15日 17:43
「『平和安全法案』の採決を終えて」
さきほど、安保特別委員会で「平和安全法案」の採決を終え、一息ついているところです。審議時間は総計で120時間。当初は80時間は必要だろうと言っていたのですが、結果的に大幅に審議時間が増えたことになります。これは、過去の安保関連法案の中では最長であり、野党委員一人当たりの質疑時間も約7時間となって、これまた過去最長となりました。うち、総理出席は40時間を越えていますので、十分に慎重に審議を進めてくることができたと思っています。
また、二回に亘る参考人質疑や二箇所でおこなった地方参考人質疑、そして中央公聴会において外部有識者や国民代表のご意見も聞かせていただきました。これは極めて有意義であったと思います。そして、最終版ではありましたが、維新の党、民主党から対案や独自案も提出され、政府案と比較しながらの議論をおこなうことができたことも、審議を深める意味で大いに有益だったと思います。
採決時に多少の混乱があったことは誠に残念でしたが、議論を尽くした末に結論を出すことは国会の重要な使命であり、やむをえないことであったと思います。国会周辺は連日、多くのデモ隊に取り囲まれています。その国民の皆さんの声に耳を澄ますことはもちろん大切なことですが、国の平和と国民の安全に重大な結果責任を有している政府ならびに国会として、その責務を果たしていくことも同様に大切だからです。
私は第二次安倍政権発足からの二年半を通じ、一貫して「日本の安全保障体制の再構築」の作業にかかわってまいりました。それだけに並々ならぬ使命感と責任感をもって今日までの審議に臨んできたつもりでしたので、ひとまずはその責任を果たし終えたことにほっとしているところです。明日は一国会議員としてこの重要法案の本会議採決に粛々と臨んでまいりたいと思います。
法案が衆議院を通過しても、これから参議院での審議が続いてまいります。安倍総理や石破大臣が認めておられるように、国民の皆さんのご理解がまだ十分でないことも事実でしょうから、今後の国会審議や国会外での活動を通じて、さらにご理解が深まっていくように、私も引き続き全力を尽くしていく所存です。
これまでいただいた叱咤ご激励、ご鞭撻に深く感謝申し上げますとともに、今後とものご指導をよろしくお願い申し上げます。



