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【ムネオ日記】2010年7月25日(日)

 金賢姫元北朝鮮工作員が23日帰国したが、その後一部メディアからは、チャーター機を使ったり、ヘリコプターで東京遊覧したり、警察車輌を使いノンストップでVIP待遇した事に批判、疑問の声が出ている。

 自民党の谷垣総裁、安倍元首相も、「金元工作員は大韓航空機爆破事件の実行犯であり、いかがなものか」旨批判している。さて国民の皆さんは、どう受け止めたであろうか。

 金工作員が日本に来たのは、やはり政治的働きがけがあって実現に至ったものだろう。中井大臣は今回の事に関し、「批判していたら日本に情報提供は誰もしてくれない」という主旨の話を記者会見で述べている。

 本当に情報、インテリジェンスの世界について分かっているかどうか、疑わしい表現である。情報の世界は極めて機微(きび)なものである。時には、静かに外に出さず粛々とやるべきもので、仰々(ぎょうぎょう)しくオープンにしてやることではない。

 黄(ファン)長(ジャン)菀(ヨプ)氏が4月に来日された時も、いずれ金元工作員が日本に来るぞと受け止められる様な発信したこともあった。本当に拉致問題を解決することが一番の目的なら、さまざまな事に配慮してやる事が本当のインテリジェンスである。

 今回はパフォーマンスで、何か得られたものはあったのか、来てはくれたが、話題にはなったが、一番願っていた拉致問題について、全く新しい話はなかった。国民の税金を使った以上、しっかり説明責任を果たすべきでないか。

 昨日の読売新聞一面トップに「ひきこもり70万人 予備軍も155万人」と出ている。民間の調査かと思ったら、なんと内閣府の実態調査の数字である。大きな社会問題であり、政治の責任がある。

 モノ・カネ優先で心を無くし、更に自分だけ良ければという身勝手な生き方をしてきた、俺が俺がの「我(が)」の世界で生き、お陰お陰の「下(げ)」の世界を忘れた政治家の責任を、私は何度も指摘してきた。

 この内閣府の調査を重く受け止め、対策を考えるのが国会の果たす役割である。駆け引きや人事で余計なエネルギーを使うより、与野党がともに、国民の目線、想いをしっかり受け止めて、やっていこうではないか。その姿に初めて国民は政治と向かい合ってくれるのだ。

 札幌も暑い1日だった。

 夏は暑いほうが夏らしくて良い。冬は寒くて冬なのである。自然の摂理を有難いと思って今日も汗を拭いた。

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