- 2015年07月10日 18:11
「基本的なことが答弁できずに、国民の命と暮らしはどうなるのか」岡田代表
岡田克也代表は10日午後、定例記者会見を開き、同日午前中の衆院安保特での自身の質疑の感想と、参院選挙制度改革について見解を述べた。
安保特での審議について
安保特での質疑については、「なるべく簡単に分かりやすくと思って基本的なことを聞いたが、答弁は要領を得なかった。何を議論しているのか、私もよく分からなくなるようなフラストレーションの残る議論だった」と不満を漏らし、「基本的なことがきちんと答弁できないような状況で『最後は内閣が決める』と言われると、本当に日本の国民の命と暮らしはどうなるのかと感じた」と批判した。
また、同日の衆院安保特では、民主・維新が共同提出した「領域警備法案」についても質疑が行われたが、これに関して安倍総理は「新たな法整備は必要とは考えていない」と発言していることについて記者団から受け止めを問われ、「安倍総理はよく『国民の命と暮らしを守る』というが、日本に対する攻撃というのは、軍ではなく偽装して離島などに上陸してくるという可能性が高いというのが専門家の見方で、これにどう対応するかがいちばん重要だ。政府の結論は『電話で閣議をするから大丈夫だ』という情けない結論だが、役所間の調整ができなかったのではないか。役所間の調整もできずに日本を守れるのかと思う。そこは政治家が主導して、切れ目のない対応ができるようにするというのが領域警備法案だ。(政府は)安倍総理が日々言っていることに立ち返って真剣に検討してもらいたい」と要望した。
与党側が来週にも法案を衆院で採決する意向と報じられていることについては、「世論調査で8割の人が『政府の説明は十分ではない』という状況の中で、来週法案が通るとは思っていない」と述べ、さらなる審議を求めるとともに、採決阻止に向け他の野党とも連携を強化していく考えを示した。
参院選挙制度改革について
自民党が「野党4党(維新・次世代・元気・改革)案」といわれる改革案を決めたと報じられていることについて、「この案は、最新の状況では1票の格差が3倍を超える案で、違憲の疑いが強い。やはり民主・公明案にするべきではないか。小手先の改革で『改革政党・維新』が満足するとも思えない」と述べ、また「『良識の府』としての参院の先生方にしっかり考えていただければ、この自民党の案で決着するかどうかは分からない」として、参院議員各位の良識ある判断を期待した。
民主党広報委員会



