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日本の上位6%、富裕層女性が1ヶ月に自由に使うお金「20万円以上」が最多

1ヶ月間で自由に使うお金は、一般女性の93.3%が「5万円未満」であるのに対し、富裕層の女性では、27.5%が「20万円以上」を使うことができ、「上限なし」も16.8%いる――。こんな調査結果が、電通とハースト婦人画報社の調査で明らかになった。

調査は今年2月、世帯資産が1億円以上(日本全人口の約6%)、または世帯年収2000万円以上(日本全人口の約1%)を“富裕層世帯”と定義づけ、そのうち20~60代女性、約300人を対象にウェブアンケートで実施。比較対象となる一般女性に関するデータは、電通が独自に集めたものを使用した。

一般女性で1ヶ月に自由に使う金額が「20万円以上」と答えたのはわずか0.3%だが、世帯純資産1億円以上、もしくは世帯収入2000万円以上の富裕層女性では27.5%(「上限なし」の16.8%を含む)だった。富裕層の女性は「資産運用」に関心がある割合も高く、株式投資などを積極的に行っている割合は35%(一般女性:7.2%)と、3人に1人以上が何らかの投資を行なっていた。

世帯年収で上位6%を占める日本の「お金持ち」女性たちは、スポーツにも積極的だ。健康に配慮し、ヨガ・ピラティスやスポーツクラブ、ゴルフなどにも積極的な傾向がみられた。「美容関連の支出」にも前向きで、一般女性の22.3%に対し、富裕層女性では44.3%と約2倍に達した。心身ともに健康で、美意識の高い女性が多いのだろうか。文化に対する意識をみると、富裕層女性は「つつましやかさ」「奥ゆかしさ」に共感を覚える傾向があり、「海外文化よりも日本文化の方がより好き」という回答が多かった(海外文化が好き:13.6%、日本文化が好き:54%)。

積極的に「次世代への投資をしていきたい」という志向もある。子供を私立に通わせたい(通いたい)、留学させたい(したい)といった意識が強かったほか、「教育にはお金を惜しまない」と回答した一般女性は45%だったのに対し富裕層では74.8%と、30ポイント近く差が開いた。教育の平等という理念からすれば、やや複雑な調査結果だ。アベノミクスが生んだ株高や富裕層の資産増は、「一般層」との教育格差をますます広げるおそれがある。

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