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さもしいアップルは、ことコンテンツとなると、なにをやらせてもダメ Netflixのツメのアカを煎じて飲め!

当代きってのベンチャー・キャピタリストで、ネットの未来に関する深い洞察で知られているユニオン・スクエア・ベンチャーズのフレッド・ウィルソンに言わせれば「アップルの本質は、いまだにハードウェアの会社の域を出ていない」そうです。

僕はそこまで言う気は無いけれど、ことコンテンツという問題になるとアップルの度重なる失策は目を覆わんばかりです。

eブックの談合問題ではアップルの底意地の悪さだけが印象に残ったし、TVの試みは不発に終わったと言って良いでしょう。そして今度はミュージック・ストリーミングでのチョンボです。

アップルがこのサービスに無料期間を設けているということは、後発としての苦しい立場を認めているに他なりません。実際、ストリーミングではパンドラやスポッティファイの後塵を拝しています。

ところがアーチストに対しては、無料期間のロイヤリティーは支払わないという、高飛車な態度に出ているわけです。ユーザーに対する、へこへこした態度との対比は、コミカルですらあります。

翻ってストリーミング・サービスの先輩であるNetflixを見ると、最近、独自のコンテンツ作成に力を入れており、脚本家や俳優の立場からすれば、これまでの映画会社やケーブル会社とは別の、新しい仕事の機会を提供しています。つまりネットフリックスはアーチストたちにとって自分たちの価値を押し上げる、ポジティブな存在なのです。

だからネットフリックスの悪口を言う俳優は居ません。

これに対してアップルは、アーチストと二人三脚で、これまでに無かったような新しい表現の場、訴求の方法、アーチストの収益機会の多角化などを創造するという発想は無いのです。

そこにあるのは(自分たちこそがプラットフォームを支配しているのだ)という、威嚇的な態度です。

それは、まるでロックフェラーのスタンダード石油みたいな容赦ない収奪の発想です。

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アップルくらい資本力があれば、ちょうど今、ネットフリックスがやっているみたいに音楽業界におカネをばらまいて、「アップルのストリーミング・サービスでしか聞けない、ここだけのプレミアム・サービス」をアーチストとの協働により創造することもできたはず。

歌姫に噛み付かれて、醜態さらす羽目に陥ったのは、いつもの事ながら、自業自得。

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