衆議院は22日、今月24日までの今国会の会期を、9月27日まで延長することを決めました。95日間の会期延長は通常国会としては過去最長で、会期末まで無事に運営されれば245日間を記録し、1981(昭和56)年12月に鈴木善幸内閣の下で開会した第96国会の244日(94日間の会期延長を行った)を超えて最長の通常国会となります。
延長幅は最大何日までという決まりはなく、議員の任期内であれば「1月に通常国会を召集する」という規程に従い、理屈上は翌年1月まで延長できます。ただし国会法により、延長できるのは通常国会は1回、臨時国会と特別国会は2回までと定められています。
なお、最長国会は1972(昭和47)年12月に開会した第71特別国会で、通年国会を主張した第2次田中角栄内閣の下2度の延長を行い、その会期は280日間でした。