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幸福の科学による自民党支援計画があった

 幸福の科学と大川隆法主宰を名誉棄損で訴えた大川きょう子さんの訴状要旨は、すでに昨日紹介したとおりだ。

 国会から近い都市センターホテルで行われた記者会見。「霊をいまでも信じていますか」などと質問するテレビ局記者もいた。私はこんな質問をした。

 〈訴状には平成19年に2人の関係に亀裂が入ったが、平成21年に総選挙に出ることで緩和されたとあります。きょう子さんは幸福実現党の党首になり、すぐに解任されました。それはどういう経過で決まったのですか。そのことに関連してお聞きしたいのは、大川隆法さんの初期の著作で、いずれ政治に進出するとありました。どういうきっかけで2年前の幸福実現党結成だったのですか〉。

 大川きょう子さんの答えは予想通りだった。幸福実現党の人事はすべて大川隆法主宰が決めたという。抜擢も解任もすべてである。

 幸福の科学として自民党のM代議士に接近していたときがあるという。ところが1996年ぐらいに創価学会のようになってはいけないと大川氏が言い出した。

 しばらくは政治進出の話は出なかった。しかし憲法改正は必要だと考えていたので、2008年夏の総選挙に向けて自民党に選挙協力することになっていたという。

 ところがある日突然に「やっぱりダメだ」と大川氏が言い出して選挙協力の話はなくなった。そして幸福実現党の結成である。

 記者会見が終わり、会場を去る前に自民党との選挙協力の規模はどれほどだったのかを訊ねた。

 「100人以上でした。自民党幹部のKさん、Sさんはがっかりしていました」。「すごいですね」と言うと「いえ、せいぜい1000票ぐらいですから大したことはありません」と大川さんは語った。

 しかしそうでもないだろう。私は東京11区で自民党候補に3474票差で敗北したが、幸福実現党は6853票を獲得している。

 そのすべてが自民党に流れたとは思わないが、もし選挙協力が行われていれば、票差はもっと大きかったはずだ。大川きょう子さんは、おそらくこれからも教団の内幕を明らかにしていくのだろう。

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