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安保法案の不思議と不可解

安全保障関連法案がもめている。僕自身、「ならず者国家がいるのだから、自衛権の保有は当然だ」と思っている。しかし、今回の法案の提出と審議は異常である。駄々っ子が無理を通すような。

衆議院予算委員会で自民、民主、維新が推薦した3人の憲法学者がすべて、今回の法案に疑問を述べた。端的に言えば「違憲」「違憲相当」ということだろう。自民党推薦の学者まで疑問を述べたのは「人選のミス」というのかもしれないが、それだけ多くの学者が、今回の法案に疑問をいだいていることでもある。ある調査によると、憲法学者のうち今回の法案を「違憲でない」とする割合は数%にすぎないとも。

http://www.j-cast.com/tv/2015/06/19238239.html

今日の衆議院の参考人質疑でも、元内閣法制局長官(法律の監視人)の2人が違憲の評価を示した。違反でないと表明したのは与党推薦の学者と元防衛大臣である(さすがに人選をしっかりしたのだろうが、元内閣法制局長官の2人に比べると法律の解釈人として小物である)。

で、安倍ちゃんは、6/18に「従来の憲法解釈に固執するのは政治家としての責任放棄」と述べている。まあ過去にこだわるのは良くないとしても、憲法の解釈を政治家の都合でコロコロ変えられるのは「堪忍や」である。というか、何のための憲法かわからなくなる。

1つ、妥協案を示しておく。今回の安保法案について、緊急性があるのなら(緊急性を示してもらわないと困るが)、安全保障関連法案を2年もしくは3年の期限付きの法律として成立させればどうか。その期間に憲法改正の手続きに進めばいい。

憲法の改正ができなければ、安倍ちゃん以下は即刻クビだろうが。昔なら切腹ものだから、命があるだけましと思わないと。クビになる覚悟くらいないと、それこそ政治家としての責任放棄だろう。

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