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「中国外交用語の解説」―外交部報道官の発言から―

南シナ海の島嶼の埋め立て問題で、ASIEN諸国やアメリカとの対立が先鋭化し、シャングリラ会議での米中の激しい応酬が連日報道され、中国外交部報道官の発言が人々の注目の的になっている。

しかし、外交部報道官の発言で使用された言葉をそのまま理解すると、本意との間にかなりのずれが生じる。外交部報道官の発言を次のように解釈すれば、本当の意味が読み取れるのではないだろうか。

【報道官発言】           【私の解釈】
*親しく、友好的に話し合った。   文字通りの意味。
*率直に話し合った。        意見の相違が目立ち、意志の疎通が困難だった。
*意見を交わした。         会談が平行線を辿り、双方が自説を曲げず、合意
                     に至らなかった。
*十分に意見交換した。       合意のすべがなく、双方が激しく口論した。
*相互間の理解を深めた。      意見の対立が激しかった。
*会談は有益なものだった。     現時点では双方の目標がかけ離れ過ぎて、会談の
                     席についたこと自体に意味があった。
*我々は態度を保留する。      我々は拒否する。
*尊重する。              一部違う意見を持つ。
*賞賛する。            完全な賛成ではない。
*遺憾だ。             不満を感じている。
*不愉快だ。            激しい対立がある。
*最大の憤慨を表明。        現時点では対処する方法がない。
*重大な関心を示す。        干渉する可能性がある。
*黙っているわけにはいかない。   間もなく干渉する。
*更なる反応を示す権利を保留する。 我々は報復する。
*この問題に対する立場を再考する。 今までの友好な政策を変更した。
*刮目して待つ。          最後の警告だ。
*これによって引き起こされた    我々は武力に訴えるぞ。
 すべての結果に責任を負え。    (脅迫のための空威張りも含む)
*これは我が方にとって決して    戦争一触即発の状態だ。
 容認できるものではない。
*これは友好でない行為だ。     これは我が方を敵視し、戦争を引き起こし得る行
                      動だ。

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