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安倍首相に未来奪われたくない/戦争法案 本当に止めるぞ!!/SEALDs(シールズ) 腹の底からの叫び

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 「この国の自由とか、民主主義とか、憲法とか当たり前のことを、安倍首相なんかに終わりにさせはしない。始まってるんですよ、新しい動きは。戦争法案を、本当に止めるぞ!」。SEALDs(シールズ)(自由と民主主義のための学生緊急行動)の学生が腹の底からしぼり出した叫びに、国会前に集まった若者たちが歓声を上げました。(土田千恵)

 19日午後7時、国会正門前。抗議行動開始まで30分、会場は静かでした。人はまばらで、小雨が降り、長袖でも肌寒い気候。「今日は人が少なそうだ」という予想は、みごとに打ち破られました。数分後ふと周りを見回すと、参加者は一気に膨らんでいました。

 「戦争立法絶対反対」「言うこと聞かせる番だ俺たちが」「国民なめんな」。若者を中心に途切れることなく集まった2500人は、学生や学者のスピーチに、時には顔をほころばせ、時には怒りの表情を国会に向けながら、こぶしを突き出し、こん身の力を込め、コールしていました。

 「私が、大事な大事な金曜日の夜に、なんでわざわざ交通費も時間もかけて、デートもキャンセルしてこんなところに来てるかっていうと、安倍首相に未来を奪われたくないからです」。耳に大きなピアスをつけ、ヒールを履いた女子大学生がマイクを握ります。

 「知り合いも入っている自衛隊が、日本人としてだれかをあやめてしまうかもしれないなんて、イヤ。私は私の未来を自分でつくって守っていきたいから。これからもこうやって声を上げていく」

 青いワンピースを着た10代の女子大生もマイクを手に取りました。

 「戦闘に参加すれば敵国とみなされる。そうしたら、私たちは覚悟を決めて人を殺さなければならないのですか? 私たちがめざす平和は、こんな平和安全法制なんて名前のついた物のなかにはありません」

 彼女はそういって、国会を見据えました。「みんな本当に止めるために集まっています。私は本当に止めるために行動します。たたかいます」

 著名人も次つぎと現れました。「あこがれていた学者の方とかが抗議に来て、講義みたいなことをしてくれる。毎回楽しみにしています」と学生が顔をほころばせながら学者を紹介します。

 「安全保障関連法に反対する学者の会」から憲法学者の樋口陽一さんがあいさつ。「若い諸君の力強い声、生き生きした姿。この国の今と未来にもう一度私は自信を持ちました」「今のようなわけのわからない流れの中で日本が変えられようとしている。それを甘んじていると、われわれが辱められる。はね返しましょう」

 同じく学者の会から教育学者の堀尾輝久さんも登場。「学生や市民の方が立ち上がったことをうれしく思います。皆さんの声にまったく同感です」とエールを送りました。

 抗議の終盤、先頭でコールしていた大学生は訴えました。「これは友だちに話して恥ずかしいことじゃないし、僕ら全員にかかわること。何より大事なのは、ここにいるもう一人がもう一人連れてくることです」「若者も、全世代も、みんな、本当に来てください。来週また会いましょう」

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