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東電、原子力安全委員会、保安院からのヒアリングで分かったこと。

昨日発足した、自民党参議院政審の、「原発被害に関するプロジェクトチーム」

第一回ヒアリングは、福島第一原発事故の収束に向けた工程表

まず、この物議をかもしている工程表について、一ヶ月もたったのだから、なんらかの目安がないと、いけないということで、作成したので、東電だけでできる範囲を超えており、政府として絶対これでできると保証しているわけではないのです。これで、固めたというわけでもないので、オープンに、改善できるところはしていくべきでしょう。

最悪の事態とは何なのか、について、彼らは「再臨界すること。それを避けることが目的」と回答。そして、現時点で格納容器の健全性は維持されている。燃料棒は向きだしになっているのに、核分裂していないのか、との問いに対しては、「中性子が出ていないので、臨界ではない」、という認識でした。
再臨界の可能性は、現時点ではほとんどない。という公式答弁。


高レベル汚染水が1日200トン出ることについては、「5月にはフランスアレバの処理装置が来て、6月上旬には処理できるようになる。さまざまの提案のなかから除染率が3桁以上のものを採用している。貯蔵の余力は、建てやと、タンクで11万トンになる、との説明でした。処理装置がうまくまわれば、汚染水をリサイクルして、冷却に使えることになるというのですが。

使用済み燃料棒が大量にある4号機は、つっかい棒のような装置を作って、余震に備える補強を行おうとしているそうです。3月11日の震災は、500ガル、その後最大の余震は70ガル、4号機のつっかい棒は、2百数十ガルまで耐えるように設計するそうです。これを超えたら???

ここで、3月に、茨城、千葉などで、母乳からヨウ素が検出されたとの民間データが出ていることを承知しているか、質問したところ、認識していませんでした。また、政府として、対応もしていないとのこと。水道水に入っていて、大騒ぎで発表して、その後もモニタリングする。その必要あり、とするなら、水道水の基準値は、乳幼児用のミルクをつくってはいけない基準値なわけですから、母乳をチェックするのは、当然なのに、、。

 これも、官邸に要望いたしました。東電、政府のいままでの説明が正しいなら、4月以降、それほどの濃度が母乳から検出されるとは思えないので、自信をもって、「念のため検査」を、無料で提供すればいいわけで、これをやらない、という理由はあまりないと思いますが。

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