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不本意なパートタイム、低金利維持でも高止まりの公算=SF連銀

[サンフランシスコ 8日 ロイター] - 米サンフランシスコ(SF)地区連銀は8日、フルタイム就業を希望しながらもパートタイムに従事している米労働者の数は、連邦準備理事会(FRB)が長期間低金利を維持しても、高止まりする可能性があるとの論文を公表した。

こうした不本意なパートターム労働者の数は昨今のリセッション(景気後退)以降、急増した。失業率自体は低下しているものの、その後数年を経ても比較的高い水準に張り付いている。

FRB当局者を含む一部のエコノミストは、こうした不本意なパトタイムは労働市場の「スラック(需給の緩み)」を反映しており、労働市場の回復に伴い、数も減少すると考えている。こうした見解においては、緩和的な金融政策が労働需要を喚起し、フルタイム就業を促すとみられている。

論文では、不本意なパートタイムの増加は、従来の想定よりも労働市場の恒久的変化によるところが大きいと指摘。

「労働市場の改善が継続する中で、不本意なパートタイム労働者の数はリセッション以前の水準を引き続き著しく上回る可能性がある」としている。

論文の指摘は、米経済が想定よりも完全雇用に近付いていることを示唆するため、金融政策に重要な意味合いを持つ。

不本意なパートタイムの割合は、金融危機以前は労働市場全体の約3%にすぎなかったが、5月の米雇用統計では約4.25%となっている。

論文では、構造的な要因が不本意なパートタイム労働者の割合を2006年以降、最大1.25%ポイント押し上げたと試算している。

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