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手を上げて電子出版を担当 ――番外編「昨日聞いたとんでもなく悲惨な話」

今日はダイエット話の続き予定だったが、それは明日に送って、電子書籍話を急遽差し込みにて。

電子書籍については私も担当することになったのでここのところいくつかエントリーを上げていて、予定では次回は私が市場を睨んで決めた値付けについてだったのだが、そこからも離れて「番外編」で行く。

なぜ急にイレギュラーなエントリーを上げるかと言うと、昨日ウチの会社の電子書籍販売担当者に聞いた話が、あまりにも強烈だったからだ。

書いちゃおう。

とある出版社のとある部署で電子書籍を発売したものの、現時点で「1部も売れてない」のだという。冗談でなく事実だ。

すげえ!

凄すぎるぞ電子書籍(笑)


斜め上とは言わないが、想像のはるか上の暴君っぷりだ。オレに伝説を見せてくれてありがとう(本心)。

紙の書籍なら、どんなウンコ本でも500や1000は捌けるだろう。

というか、同人誌や自主出版だって「売上0部」なんてめったにないのでは。

幼女殺人の宮崎勤が作ったクズみたいな同人誌だって、たしかコミケで数部売れたと記憶している。

それが、読者ニーズも書籍市場も知り尽くした「編集のプロ」が作って0部とは。

電子書籍の伝説、半端ないす。

いやこれ、担当編集者は著者に申し訳なくて胃が痛いだろう。私だったら、こっそり自腹で10部くらい買っちゃうね多分。

今、電子書籍担当者で流行ってる自虐的な軽口があるという。

役員からは「出版不況だから電子書籍ガンガンやれ」言われる一方、「電子書籍化に後ろ向きの守旧派出版社乙」扱い受けたりね。

でも本当に電子化したらみんな読むのか? 読書量が減ってるんだから、電子化しようがダメなんじゃないの? ――って奴。

私は必ずしもその自虐に賛同するものではないが(だったら自分で手を上げてまで電子書籍は出さないわけで)、担当者たちの辛さはよくわかる。

まあ、みなさんもその気があれば買ってあげてください、電子書籍。

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