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日本においてサステナビリティは流行語なのか経営戦略か

サステナビリティの定義と意味

あなたは「サステナビリティ」というワードを理解し、他人に説明できますか?

日本語では「持続可能性」と訳されることが多いですが、ではこの「持続可能性」というワードを説明してください、となると説明がもっと難しくなります。というわけで、本記事では、サステナビリティって結局なんなのさ、という点についてまとめたいと思います。

ちなみに日本語表記では「サスティナビリティ」と「サステナビリティ」という「イ(ィ)」が入るか入らないか、という2つの使い方がされていますが、Google検索をすると検索結果も変わるし、今の所「サステナビリティ」の方が一般的な使い方という結果のようです。

サステナビリティというバズワード

サステイナビリティという言葉を日本語に訳すと、持続可能性となる。そして、この日本語の持続可能性という言葉がやっかいな混乱を起こす。持続可能性と言うと、我々は「可能性」という言葉から、程度あるいは確率の意味を読み取る。つまり、持続可能性が高いとか低いとかという使い方をするように、どれぐらい持続可能なのかという程度や確率を問題にすることになる。程度や確率を問題にすると、どのように持続可能な程度や確率をはかるのかという議論は残るが、持続可能性という言葉の定義は主要な議論の対象とはならない。
サステイナビリティというバズワード

日本においては少なくともバズワードでしょう。CSRの解釈でさえ怪しいのに、サステナビリティの概念を理解し説明できるレベルの人なんてほとんどいないでしょう。その定義・意味も、グローバルなものとローカルなもので違うでしょうし。

ましてはサスティナビリティのコンサルティングをするというコンサルタントも海外事例の紹介ばかりで、横文字ではなくローカライズされた日本の事例や概念を解説してくれる人もほぼいない…。ここは日本でっせ。まずはサスティナビリティを日本語で説明しようよ。

また、記事によればサステナビリティというワードの定義は学者や専門家の中でも定まっておらず(CSRと一緒や!)、「具体性や明確な合意・定義が無い流行語」でしかないとされています。海外に留学経験・就労経験がある人の多くが使うサステナビリティ。当たり前に使わず、前提や定義を明確にしていただきたい所です。

ちなみに僕はCSRを「事業活動により社会に及ぼす影響への責任」と定義し、セミナーなどの冒頭で毎度解説し、認識のブレがないように気をつけています。定義としてはISO26000やEUよりの考え方を元にしています。

地球は人間を必要としない。僕たちには地球が必要。

「100%トレーサブルなファッションを提供している会社がないから、『オネスト バイ. ブルーノ ピータース』をスタートした」とデザイナーのブルーノ・ピータースは語る。「商品情報を公開するのは当然のこと。今、消費者は見せかけばかりのファッションに飽き飽きしているはずだ。地球は人間を必要としない。でも、僕たちには地球が必要。少しでも『オネスト バイ.』が人々の意識に変化を起こすきっかけになれば」
地球は人間を必要としていない。でも、人間には地球が必要 ブルーノ・ピータース/「オネスト バイ. ブルーノ ピータース」

ファッションデザイナーのブルーノ・ピータースの紹介記事なのですが、名文句があったので紹介します。「地球は人間を必要としない。でも、僕たちには地球が必要。」ってめっちゃ名言ですよね。この考え方こそサステナビリティだと僕は解釈します。

社会に負荷をかけ続けている、現代の経済・社会へのアンチテーゼみたいなイメージでしょうか。これらの背景も踏まえ、どこまで企業戦略として、マーケティングとしてサステナブルを追求できるのかがポイントになりそうです。

世界で、日本で、自分たちのビジネスにおける社会的負荷コストを他人に押し付ける企業ばかりだったら、地球がいくつあってもたりません。あー、2つか3つあれば足りるなんて話もあったような気もする。

サステナビリティって、持続を前提とした社会運営モデルというか、ステークホルダー重視企業経営というか、そういう感じ?

まとめ

CSRというと企業の話ですが、サステナビリティだと企業だけではなく、より社会全体の話につながってくる気がします。

人間と自然はどう共存すべきなのか、みたいな話も多いですが、壮大過ぎて、事業活動全体への影響をイメージしにくい部分もあります。

というわけで、サステナビリティの解説をしてきましたが、冒頭で紹介した記事のように“バズワード”で終わらせず、自分たちの言葉で置き換え、経営戦略としていきましょう。以下の記事も、ご参考までにどうぞ。

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