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「漏れた年金情報は緊急事態だ」枝野幹事長が定例記者会見で

 枝野幸男幹事長は3日午後、定例の記者会見を国会内で開き、「『漏れた年金情報』の不安を払拭することが目下の政府の最大の責務だ」と述べた。

 「厚生労働省の対応はまったく不十分だ。パソコンのウイルス感染の確認から公表までの経緯、流出した年金情報についての内訳など、厚労省に基本的な質問をしているが回答がない。また、流出した基礎年金番号を変更すると言っているが、その具体的な内容も答えられない状況だ。わが党の調査対策本部からは、『日本年金機構のセキュリティチェックについて強い不安を感じる』という報告が来ている。国民からは、16万件近い問い合わせが年金機構側に対してあったという報道もある。年金制度に対する国民の関心は強く、この不安を一刻も早く払拭することが目下の政府の最大の責務だ。民主党としても全力で取り組む」などと枝野幹事長は述べ、「100万人単位の国民に影響を及ぼしかねない緊急事態だ」と政府に即刻の対応を求めた。

 安保法制審議については、「先週金曜日、岸田外相の答弁が不十分で委員会の審議が止まった。また本日は与野党合意の上で、委員会審議を行わないこととなった。与党の理事が、わが党の長妻理事に審議を行わないことを伝えてきた。一方で、報道によると高村自民党副総裁は「野党が委員会に出てこないからだ」と言ったとされている。確認もせずレッテル貼りをしている姿勢ははなはだ遺憾であり、それが事実なら高村副総裁に対し長妻理事への公式の謝罪を要求したい」と述べた。さらに、「いくつか政府の統一見解を求めてきているが、大臣によって言うことが違い、日によっても言うことが違う。そういう状況ではまともな審議をしたくても出来ない。統一見解を出してこない政府与党のサボタージュ、遅延行為が続いている」と強く批判し、「もう一度法案を作り直したらどうか」と述べた。

 審議が進んでいる「18歳選挙権」の実現について記者団から感想を求められた枝野幹事長は、「18歳選挙権がスタートして最初の国政選挙(来年の参院選)が、違憲・無効になる状況だ。とんでもないことだ」と述べ、「民主党は1票の格差を2倍以内に抑える案を参院議長のもとに出しているが、議長が一方的に調整の責任を放棄した」と強く批判した。

 また、枝野幹事長は、「日本政策投資銀行の副総裁に元財務事務次官が就任するとの報道があるが、事実なら天下りそのものだ。天下りが復活してきている」と批判した。

民主党広報委員会

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