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NY市場サマリー(2日)

[2日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨に対して大幅安となった。難航するギリシャ支援協議をめぐって債権団がギリシャ政府に提示する支援条件で合意したと伝わり、ギリシャとの協議が妥結することへの期待が膨らんでドルは対ユーロで急落した。

アナリストによれば、ギリシャ問題に対する楽観的見方に加え、5月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値が前年比0.3%上昇したこともユーロ高の一因となった。

<債券> ユーロ圏国債利回りの上昇を反映し米国債利回りも上昇した。

特に長期債利回りが大きく上昇し、30年債<US30YT=RR>は3.032%、10年債<US10YT=RR>は2.277%と、ともに2週間ぶりの高水準を付けた。

このほか、アナリストは5日に発表される5月の米雇用統計が予想を超えるとの観測が市場で織り込まれ始めていると指摘。

<株式> 小反落。国債利回りの上昇が、公益株を圧迫した。ただ、エネルギー株に買いが入ったほか、ギリシャ債務協議が合意に近いとの楽観的な見方から、相場は下げ渋る展開となった。

米長期国債の利回りが2週間ぶりの水準に上昇。このため投資対象として長期債と競合する公益株など高配当銘柄は全般に売られ、S&P公益株指数<.SPLRCU>は1.4%下げた。半面、エネルギー株は原油高を背景に上昇し、S&Pエネルギー株指数<.SPNY>は0.5%上昇した。

<金先物> 対ユーロでのドル安を背景に買われ、反発した。ギリシャ債務問題の協議の進展に期待が広がったことから、ユーロ高・ドル安が進行した。ドル建てで取引される金塊などの商品への割安感につながり、金塊は買われた。

ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの見方が強まる中で、積極的な買いを入れる向きは少なく、相場の上値は限定的だった。

<米原油先物> 需給引き締まり観測やドル安による割安感から買い進まれ、反発した。この日は5月のユーロ圈消費者物価指数が予想以上に上昇したことを背景に外国為替市場でドル安・ユーロ高が進行。ドル建てで取引される原油は相対的な割安感を受けて、買われやすかった。

サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は前日、世界の原油需要が今年下半期に回復する一方で、供給は減少する、との見方を示した。5日の石油輸出国機構(OPEC)総会の内容に注目が集まる中、OPECの最大産油国であるサウジの要人発言を受けて市場に需給引き締まり観測が高まり、一段の買いにつながった。

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