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野田内閣発足に思う

 野田首相の党役員人事は、ある程度バランスがとれていたが、内閣の布陣には少し失望した。国難に対処するには、軽量級過ぎる。

 党内の派閥均衡を考えるのはよいが、小沢裁判を控えての国会公安委員長ポストは、小沢グループでよいのか。また、同じ小沢グループが防衛相だが、これで普天間対応ができるのか。法務大臣ポストも、これほど左寄りの人でよいのか。

 財務相、外相は、日本のこれからの命運を握る。これまた、役所のいいなりにならないという保証はあるのか。行革も、賞味期限の切れた大臣では、役人に対抗できないのではないか。新厚生労働大臣は、子ども手当について、今どのような見解なのか。このポストは、女性であれば務まるような安易な仕事ではない。

 以上のような疑問が次々と浮かび上がってくる。必要な協力は惜しまないが、この内閣の能力に少し危惧の念を懐く。日本の直面する内外の課題に対応するには、少し荷が重すぎるのではないか。

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