記事

大阪弁護士会正規職員の年収について

大阪弁護士会正規職員の年収について、「大阪・淀屋橋の弁護士」氏が「年収500万円を超えている可能性が高い」と試算し、「腹が立ってきた」と述べている。

気持ちは分かるが、計算がちょっと違うのではないか、と思ったので、大阪弁護士会の予算・決算承認の定期総会の折、質問してみた。

その回答が次のとおりである。

大阪弁護士会の職員数は、平成27年4月1日現在、正規職員71名、派遣労働者を含む非正規職員29名の合計90名。正規職員のうち53名が総合職で、28名が非総合職だ。

一方、平成26年度決算によると、職員に支払った給料(退職金は除く)は5億9479万円。このうち、正規職員に支払ったのは4億9839万円、非正規職員に支払ったのは9640万円であるとのこと。

したがって、正規職員一人あたりの平均年収は、約702万円ということになる。但し、53人の総合職と28人の非総合職は職制が違い、給与体系も違うと思われるので、仮に総合職の平均年収が非総合職の2割増しだとすると、総合職の年収は約733万円、非総合職の平均年収は約610万円となる。

もちろん、大阪弁護士会の職員は、皆さん非常に優秀であり、わがままばかりの弁護士相手によく働いてくれて、感謝することが多い。総合職平均730万円という年収が、高すぎる金額であるとは、決して思わない。

だが、年収300万円台ともいわれる若手弁護士(若手といっても司法試験合格平均年齢が28歳とすれば30歳~40歳)がどう感じるかは別問題だ。

あわせて読みたい

「弁護士」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。