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太地町イルカ追い込み漁に関して~1

まとまりのない文章になるであろうことを最初にお詫びしておきます。私の雑感なのでご容赦下さい。

 ZAWAが和歌山県太地町のイルカ追い込み漁が残酷だとして、JAZAにプレッシャーをかけ、JAZAがそれに屈した形となった報道を目にした。報道によれば、どこが残酷なのかという質問にも全く具体的な回答がないそうだ。明確な説明もできずに圧力をかけていることから、またもや日本に対する欧米の価値観の押しつけではないかと、私には思える。

 私は、和歌山県太地町出身であり、子供の頃、父親が趣味で持っていた漁船に乗って、組合のイルカ追い込み漁のお手伝いをさせて頂いた経験もあるが、追い込み漁自体は残酷だとは思わなかった。追い込んだ後、イルカを脅かしたり、いじめたりすることも当然無い。生き物を追い込んで捕まえる手法は、昔から人間がとってきた狩りの手法でもあるし、私自身、子供の頃、友人と川魚を追い込んで捕まえる遊びをやっていたが、残酷であるという認識はなかったし、残酷だからやめるようにと叱られた覚えは一度もない。

 その後、学校帰りに魚市場でイルカやゴンドウクジラを解体するのを見ていたときに、つい「かわいそうだ」と思って口に出してしまったのだろう、無骨な漁師さんから、「無駄にせんと、ちゃんといただかなあかんで、命をいただいたんやから」と突然説教された記憶もある。

 おそらく今回の事件は、捕鯨に関する問題も背景には多分に含まれているのだろう。

 人間は、生きていく上で、やむを得ず他の生物の命をいただかなければならない。ニワトリ、牛、豚、さかな、野菜だってそうだ。人間が生き物である以上、これは仕方のないことだ。欧米人の肉の摂取量は日本人よりも多いと聞いているから、欧米人は、日本人よりも多くのニワトリ、牛、豚などを殺すことを容認していることになるだろう。

 その屠殺現場をどれだけの欧米人が目にしているのだろうか。そこで殺されて食用にされる、ニワトリ、牛、豚はかわいそうではないのか、それらの命は、彼らにとっては命ではないのだろうか。イルカやクジラは賢い動物だからという反論もあるかもしれないが、賢い動物の命がそうでない動物の命よりも尊いとなぜ言えるのか。私には分からない。

(続く)

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