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5月18日(月)

 大阪都構想の賛否を問う住民投票が昨日行なわれ、反対多数で「大阪都」は実現しない事になった。

 大阪市民は賢明な判断をしたことになる。「大阪都」にして二重行政や無駄を無くすと橋下氏は言ったが、トップリーダーの判断で無駄や二重行政は無くせるし「都」にした場合、何かプラスになりマイナスなのか説明も十分ではなかったのではないか。

 橋下氏は何かにつけ自分中心のやり方で、独善的に事を進めてきた。

 知事になりすぐに辞めたり、市長になり議会とぶつかれば選挙。民主主義を否定する手法だった。こうした事に、大阪市民はピリオドを打った事になる。

とにかく、大阪市民の下した結論を尊重するしかない。

 橋下市長は12月の任期まで市長は務めるが、政治家を引退すると表明した。これは潔い、見事な引き際だと感じた。記者から来年の参議院選挙についても現下に否定した。こうした歯切れの良さが、また橋下氏の魅力だったのだろう。 

 橋下氏が、ここまで明確に政治家引退を表明した以上、それを覆したら、茶番、マンガと受け止められる。そこまで橋下氏は自分を見下すことはしないだろう。 

 いずれにせよ、結果に従うしかない。それにしても、自民、公明、民主、共産各党が反対運動をしながら、大阪維新相手に約1万1千票の差しかつけられないとは、自民党本部と大阪府連が本当に一緒になって闘ったのか首を傾げたくなる。

 昨日の自民党府連の記者会見でも、衆議院議員の顔が見えなかった。地域事情が透けて見える光景であった。

 これで来年の参議院選挙に向けて、また新しい構図が作られていくのか。維新は江田憲司代表も辞任を表明したが、これからどうなっていくのか政界再編へと動いていくのか注目して参りたい。

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