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社会貢献ビジネスで共感を呼ぶマーケティング手法「One For One」

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ユニークで面白い社会貢献プログラム

先日、『「最も革新的な企業ランキング」でアップルを抑えて1位に選ばれたメガネ会社とは?』という記事が気になったのでまとめます。

ワービー・パーカーというメガネ・メーカーの記事なのですが、ユニークな社会貢献をしていることが紹介されていました。いわゆる「One For Oneモデル」のプログラムです。何かを一つ買ったら、何かを一つ途上国などに寄付する、という社会貢献色の強いビジネスモデル。

商品・サービスの売上の一部を寄付します、という寄付訴求型コーズマーケティングに近いものです。ただ、多くのOne For Oneモデルは実際の品物なので、購買者にとってイメージがしやすい、ユニークで面白い社会貢献プログラムとも言えるでしょう。

One For Oneモデル

ワービー・パーカーは「BUY A PAIR, GIVE A PAIR」というプログラムを実施しています。正確なスタート時期はわかりませんが、設立直後から行っているようです。

以前、読書用メガネメーカー「モラルアイズ」という会社が同様のことをしていましたが、この会社のウェブページにアクセスできず、今どうなっているのかわかりません…。

このOne For Oneモデルで有名なのは「TOMS」です。日本で一足買ったら、途上国に一足が届くよ、ってモデルです。

日本では、1食たべるとアフリカの子供達に1食分の給食を支援するという「TABLE FOR TWO」のプログラムが有名です。これもOne For Oneモデルですね。

近いモデルでいえば、ボルビックの「1L for 10L」があります。1L分の水を買うと、現地に10Lが届くと。厳密にいうと治水とか井戸開発の資金が届くという形だった気がします。10年近くしているキャンペーンです。

商品・サービス自体のクオリティやが高いことはもちろんのこと、ソーシャルマインドの高い人の共感を得られるのがあるようです。

Warby Parker | Buy a Pair, Give a Pair

このモデルでCSR活動ができるのか

BtoCのビジネスで、商品単価が比較的安価な場合には可能かと思います。

ただし、日本で何かしらの成果(PR効果など)があるかというと、正直微妙でしょうね。ソーシャルベンチャーのように、そもそも高い倫理観・社会性をもってスタート時点からプログラムを展開しているのなら話は別ですが、“後付け”のビジネスモデルで高い訴求力で利益が出せるかかというと…。

大手企業は、そういうソーシャルベンチャー(中小企業)とコラボしてするというのはありかもしれませんが、大手の目指すコミットメント・ラインを担保できる会社が日本にあるのかどうかというと…。

ある程度の継続を担保した上で、新規事業としてこういったモデルを展開するのが現実的な所でしょう。それはソーシャルビジネス的であり、社会貢献要素が強いものです。CSR活動かというとなんともいえません。モデル自体は素晴らしいものであることは間違いないです。

まとめ

CSVを筆頭に、事業プロセスというビジネスそのものの社会性が問われるようになりました。

しかしながら、企業は、Oen for Oneモデルの意義と意味の本質を理解すべきです。「私たちはなぜCSR・社会貢献をすべきか」の答えがないままに、マーケティング戦略として進むと上手くいかないでしょうね。

企業側にもメリットのある考え方ではあるので、今後、ソーシャルビジネスを検討している方は、参考にしてみてください。

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