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「オマエ評判悪いよ」とかいう先輩社員は、ダメだとおもうわけ。

まあ、その時期は会社によって違うけれど、今年の新入社員も配属されたんじゃないだろうか。「今年の新人のタイプは~」という記事もなくなって、まあ、あんなのは「今年のボージョレーヌーボー」と同じで、というかあれ以上に意味がないでしょ。

ブドウは気候で毎年変わるけれど、人の特性が毎年コロコロと変わるわけでもなし。まあ、それはいいとして。

職場にはいろんな人がいて、新人はもちろん若い社員はその「生態系」に溶け込むのに大なり小なり苦労する。肉食やら草食やら、いろんな人がいるわなんだけど、悩んじゃう若手の多くは「言葉」に引っかかってることが多い。

「こんなこと言われた」という言葉で、やる気になれば、鬱々としちゃうこともある。

意外かもしれないけど、「相手が傷つくかも」という覚悟で出された言葉は、結構後腐れがない。「オマエ、全然できてない!何、勉強してきたんだ」とか、大概それは事実なんで、反論しようもない。傷ついても治る傷だ。

ややこしいのは、先輩が「俺が上位だ」「私が先輩よ」ということを知らしめようする人たちかな。流行り言葉にもなった「マウンティング」みたいなの。

そんな人たちが使いたがる妙な表現がある。

「オマエ、あれ評判悪いよ」

という感じの言葉。「あのやり方は、よくないよ」と言わない。「評判悪いよ」と言う。いるんだよ、たまに。

こういう人って二重にダメだと思う。まず「評価」じゃなくて、「評判」を利用する。自分の言葉じゃなくて、「世間の言葉」を伝える。言われた方は気持ち悪いでしょ。「いったい誰が批判してるんだろ?」ということになる。すごく不安になる。

もう一つは「自分は知ってるんだぞ」ということを後輩にひけらかすことで、優位性を保とうとする。どんな組織にも、インフォーマルな情報経路というのがあって、たしかにそこを抑えている人はそれなりの優位性を持つこともある。

たちが悪いことに、こういう表現をする人は「そこそこ仕事ができる」。つまり、それなりに気配りして人脈もあって、組織を泳いでいる。だから、「評判」には過敏で、それだけなんだけれど、どうにかなっているわけ。

でも、ダメでしょ、こういう人は。そこそこの地位にはなるけど、それ以上は上に行かない。ていうか、この手の人がたくさんいて、しかも要職にもいるようだったら、もうその会社まずいと思う。

どうしても、人は「評価」以上に「評判」を気にする。モノを買う時だって、自分の判断基準に自信がない時は「売上No.1」にひかれるのと同じ。

つまり、自分の基準ができあがっていない若い社員に「評判」は殺し文句になる。で、それが気になると、くだんの先輩に忠誠を誓ってしまうこともあったりする。

ま、近くにいないかもしれないけど、もし見つけたら注意するようにね。

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