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ユニークでおもしろいCSR・社会貢献活動7事例

ユニークでおもしろいCSR活動7事例

あなたはCSR活動の意義や必要性を、的確に説明できますか?

今回は、具体例として7つのユニークな(面白い)CSR活動事例を紹介します。ベストプラクティスと、問題・課題もありそうな取組みを両方紹介します。CSR活動によるオリジナリティとか差別化戦略とか色々難しい部分がありますが、情報として様々事例を知っておくことは重要ですよ。

チャレンジングなCSR活動と取組み

阪急うめだ本店のCSR

「H2Oサンタ NPOフェスティバル」が阪急うめだ本店の9階、祝祭広場で開催されている。これは阪急・阪神百貨店をはじめとするH2Oリテイリングが取り組む社会貢献活動で、さまざまな社会貢献団体と一般の人たちを結びつけて、チャリティーの輪を広げることを目的にしたものだ。「気軽に社会貢献がしたい」という人たちがいる一方で、「活動を知って欲しい。支援が欲しい」というNPOなど活動する団体がおり、それらをひとつにつなぐ珍しい大規模なイベントとなっている
「阪急うめだ本店」NPOと一般の人が触れ合う大規模イベント ── 盲導犬PR活動なども

企業の社会貢献って、NPO支援とかコミュニティ支援みたいに、ステークホルダーは一つというものが多いのですが、この取組みは、百貨店の買い物客とNPOをつなげるというもの。ものすごいインパクトが出せる、というわけでもなさそうですが、三方よし的なステークホルダー・コミュニケーションで素晴らしいと思います。

H2Oサンタ

カバヤ食品のCSR

売り上げが立たず、事業の継続が難しくなってきたところ、1型糖尿病患者を支援する日本IDDMネットワークと出会った。同NPOは、患者向けの販路開拓に尽力した。
菓子メーカーが「1型糖尿病患者」向けタブレット、日本パートナーシップ大賞グランプリに

企業とNPOが組む時、多くのスタイルは企業がNPOを支援するような形を取るのですが、この事例は逆。企業の事業継続が困難だった所をNPOがサポートしたような形。

NPOには、企業にはない社会課題に直面する人々のネットワーク(現場)があります。課題解決のプロが企業の商品を売るって、結構現実的なソーシャルビジネスだと思うんですよねぇ。

ジューCグルコース

スターバックスのCSR活動失敗事例?

このキャンペーンは、「Race Together(人種が共存を)」というもの。客に渡す紙コップなどに「Race Together」のメッセージを従業員が書き込むことで、アメリカに根強く残る人種差別の問題について対話するきっかけを作るという試みだった。しかし、ネット上では「客が人種差別をしていると決めつけるのか」などと反発する意見が相次いでいたという。
スターバックス、人種問題キャンペーンを中止 ネットで批判殺到

人権問題がナイーブなのは世界共通の話です。話題作りとしては、確かにインパクトもありそうだしユニークな取組みなのですが、なんの説明や文脈・背景もなく「共存を」って文字だけみても、どうリアクションをすればいいかわかりません。

ハッシュタグだって、TwitterやFacebookをしてなければよくわかんないだろうし、アクション・プロセスのデザインをミスった感じでしょうか。しかし、キャンペーン失敗がニュースになるくらいですので、ある意味、議論を起こせて成功したと言えるかもしれません。

住友生命のCSR活動事例

YOUNG JAPAN ACTION 浅田真央×住友生命

2014年の住友生命のCSRキャンペーン「YOUNG JAPAN ACTION」。TVCMもしていたので見かけた方も多いと思います。CSR系のプログラムにしては大掛かりっぽいのですが、累計で数百万円のNPO支援…って、TVCM作ってる予算と時間あったら、Googleみたいに、5000万円を一団体に送るとかしたほうがよかったかも…。

このあたりは非常に難しい所です。社会的なインパクトをとるか、そうは言ってもレピュテーション向上にはメディア露出増やさないとだし、そうなるとNPOにまわせる支援金も少なくなって…。

マイクロソフトのCSR活動事例

マイクロソフト社は、自閉症の人々を今年5月から試験的にフルタイムで採用すると発表した。採用地は、ワシントン州レドモンドにあるマイクロソフトの本社。多様な人材を受け入れる職場を作るための、大きな前進だといえる。
マイクロソフト社は近年、労働基準の向上に積極的に取り組んでいる。アメリカでは、従業員が有給休暇を取る権利が保障されていないが、マイクロソフト社は国内の主要な請負業者に対して、従業員に年間15日以上の有給休暇を与えるよう求めている。ホワイトハウスが着手できずにいる課題に、先行して取り組んだかたちだ。
マイクロソフト社が自閉症の人たちを採用 より多様な人材を受け入れる職場へ

日本のダイバーシティ戦略の場合、肉体的・精神的なハンディのある方の採用は特例子会社みたいな形を採用していて、実質的な多様性はなかったりします。もちろん、米・マイクロソフトの試験運用なのでしょうが、事例として他テクノロジー系企業にも少なからずインパクトを出すでしょう。

社会貢献型株主優待制度

社会貢献型株主優待制度を活用した「東日本大震災」への震災復興義援金寄贈について

とりあえず、直近でやってそうなトーホーの事例を。実は日本企業で何社か「社会貢献型株主優待制度」を使っているんですよね。これがCSRかというと、微妙な気もしますが、ユニークな事例ではあると思います。

CSR活動が、CSVでも社会貢献でもなんでもいいですけど、きちんと目的を持ってすることが大切です。こういった利益の再分配(?)も一つのアクションですよね。

まとめ

日本でも本当にたくさんのCSR活動があります。

僕はCSR評価をする立場であり、当ブログも運営しているのでユニークなCSR活動は紹介しやすいというのは正直あります。ちょっと本質から離れるとはいえ、CSRによるレピュテーション向上(イメージアップ)やCSRコミュニケーション構築という視点では「メディアでのウケが良い」は非常に重要な要素となります。

極端な言い方をすると「ステークホルダーにウケるCSR活動」が企業評価向上につながりますから。もちろん、CSR活動のコスト・予算・費用との兼ね合いもあるし、大企業と中小企業の内容は異なるだろうし、自分たちらしさの定義・設計が先にあるべきでしょう。

上記の7事例などを参考にして、自社のCSRや経営戦略のオリジナリティ追求のヒントになれば幸いです。

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