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尊皇攘夷がわからぬ者は保守ではない

NHK大河の『花燃ゆ』が面白くないのは当時の武士や草莽の感覚が全然分からないからである。

主人公の感覚が完全に現代人の生命至上主義で、松下村塾の志士たちの天下国家への憂慮と野望を微塵も理解していない。

登場する女たちは、ただ現代風の平凡な暮らしに、志士たちを閉じ込めることだけに執着している。

なぜあなたたちは危険なことばかりするの?

なぜ暗殺なんて犯罪を考えるの?

私は夫と平凡な暮らしがしたい、何も起こらない平穏な人生を望むのに、危険なことばかりしないでちょうだい・・・なんて言ってる女なんかウザくてしょうがない。

俳優のせいではない。脚本がそうなっているのが悪い。

アメリカ議会で演説した安倍首相を誇りに思っている国民は、吉田松陰の「留魂禄」の意味がわかるのだろうか?

「討たれたる吾をあわれと見ん人は君を崇めて夷払えよ」
「七たびも生きかへりつつ夷をぞ攘はんこころ吾れ忘れめや」

どうせ「尊皇攘夷」なんて時代錯誤としか思ってないのだろう。

安倍首相などは、 「夷(アメリカ)崇めて君(天皇)払えよ」になってしまって いるのだから。

尊皇攘夷を現代人に共感させることができなければ、 幕末から明治を描く意味などない。

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