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ニュースメディア接触のモバイルシフトが加速化

米国でもニュースメディアのモバイル化が加速化している。トップ50のデジタルニュースサイトのうち39サイトでは、既にデスクトップよりもモバイル端末からのトラフィックが多くなっている。これはPew Research Centerが毎年発行する「State of the News Media」の2015年版が明らかにした結果である。

 デジタル特化のニュースメディア・サイトのトップ10は次のようになる。今話題のおなじみのニュースメディアが並んでいる。comScoreが2015年1月に調べた月間ユニークビジター数のランキングである。デスクトップからユーザー数とモバイルからのユーザー数も示されている。CNET以外のすべてのサイトでは、モバイルからのユニークビジター数が多い。

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図11-1

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図1-2

 次は新聞やTVの伝統メディアが運営しているサイトも加えた、全デジタルニュースメディア・サイトのトップ10を示している。先のデジタル専門のニュースサイトは、HuffingtonPostとBuzzFeedしか入っていない。伝統メディアが絡むニュースサイトの方が、ニュースカバー範囲も広く、また対象読者層も広いため、ユニークビジター数が多くなっている。またモバイルシフトに関しても、伝統メディアサイトも遅れていない。トップ10のいずれのサイトも、モバイルからのユニークビジター数が、デスクトップからよりも多い。つまり有力なニュースメディアサイトは、既にモバイル優先で走っているということだ。

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図2-1

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図2-2

 でも、未だにデスクトップからのユニークビジター数がモバイルビジター数よりも多いニュースメディア・サイトには、CNET以外では、
MSN News
BBC
Engadget
TechCrunch
LiveScience
Politico
ArsTechnica
Recode
があった。MSN NewsやBBCはともかくとしても、残りはいずれもデジタル特化のニュースメディアであるが、中心読者層が若者ではなくて中高年層が多いため、まだモバイルファーストになりきれていないようだ。



◇参考
State of the News Media 2015/  Digital News − Audience: Fact Sheet(Pew Research Center)
State of the News Media 2015/ Digital News − Revenue: Fact Sheet(Pew Research Center)

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