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ITバブルのピークから15年目の春の真実

ITバブルのピークから15年目の春
昨晩金曜日のNY市場、NASDAQが歴史的な高値を更新して引けた。

今朝の日経新聞の記事に書かれているが、NASDAQはその構成企業を大きく変貌させながら、展開してきた。ITバブル崩壊後は、しばらくバブルの象徴のように言われたNASDAQだが、米国経済の新陳代謝の高さを象徴する資本市場だろう。

イノベーションの速い技術環境に適合しているのは、多産多死型の経済だと思う。なぜなら何が次の主役に躍り出るか、不確実性が高くて事前には予知、計画できないからだ。多数の試行錯誤の中から生き残った事業が次代の主役になる。これが今日の米国経済のダイナミズムの中核だろう。

日本に足りないものは、これなんだよね・・・。 米国経済を「マネー資本主義」とか批判して、わかったようなつもりになっていると、取り残されるぞ。

***
日経記事引用:「ハイテクや新興企業が多く含まれるナスダック総合株価指数が23日、15年ぶりに過去最高値を更新した。かつて主役だったパソコンメーカーなどが市場から退く一方、新たに交流サイト(SNS)やバイオ医薬関連の企業が上昇をけん引する構図だ。活発な新陳代謝が高値更新の原動力となっている。

 この15年間で上位20位内にとどまったのはマイクロソフトやシスコシステムズなど4社のみ。ナスダック市場の上場企業数は00年当時は約4800社だったが、現在はおよそ2560社へと大きく減った。同市場から消えた企業の半数はM&A(合併・買収)によるものだ。

(ITバブル)当時のナスダック市場のPERはおよそ150倍台だったが、現在は20倍台。歴史的にみて過熱感を意識させる水準はほど遠い。」
***

日本でもJASDAQが9年ぶりの高値更新だが、NASDAQの時価総額6兆ドル余、JASDAQは10兆円・・・二ケタ規模が違う(-_-;)

(世界の主要株式市場の時価総額:http://www.stockmarketmaps.com/wfe_dmc/monthly_ccs1.html#m=a1

資産バブルを起こす人間と市場の非合理性について長く考え、本にも書いてきたが・・・最近思うのは、「バブれる」というのも若さのうちなのかなと。人間の「わかさ」と「バカサ」はコインの両面なのかもしれない。

スティーブ・ジョブズも"Stay Hungry, Stay Foolish"って言っていたよね。

(以下画像は今朝の日経新聞記事より)

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