例の大作、わしのペン入れはついにあと一本になった。
わしが描かねばならぬ分量が多すぎるから、この作品を完成させるのは億劫で、ずっと逃げていたのだが、高森さんや、「SAPIO」の編集者・中澤・酒井両氏に完成させてほしいと催促され、その気になってしまった。
・・のは良いのだが、毎日毎日描いてるうちに、ふと脳裏をよぎるこの疑念・・こんなに厳しい作品が売れるのだろうか?
テレビじゃ朝から晩までチャラチャラ面白おかしいから騒ぎばっかりやってるし・・
報道ニュース番組もすっかり毒素を抜かれて無難なコメントばっかりになってしまったし・・
外出したら幸福そうな人々がヘラヘラ歩いているし、最近できたチーズタルトの店に相変わらずずらっと客が並んでるし・・
自民党はちょっとでも自分の気に入らない言葉を発したマスコミを脅し、なんと野党の政治家にまで、言論封殺をやり始めたし・・
大衆は安保法制にも、何にも関心持ってないし・・
マスコミはこの「戦争法案」を国民に分かりやすく知らせようと全然しないし・・
こんなテキトーな時代に、戦場での生死の極限状況を描いたわしの例の大作が、売れるのだろうか?
まったく見当もつかない。
記事
- 2015年04月22日 18:30
こんな時代に売れるのだろうか?
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