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酒鬼薔薇の報道について

かつて、少年の猟奇的犯行がクローズアップされて過剰な報道がなされた、酒鬼薔薇聖斗事件であるが、本日発売の某雑誌に、当時の審判のほぼ全文が掲載されたそうである。

というのも、担当裁判官が公表に関わったからだそうである。
神戸家裁の裁判官として決定を出し、公表に関わった井垣康弘弁護士は「公表される全文でも加害男性の名前は出ていない。少年法には触れない」と説明。「要旨では男性の成育歴が大きくカットされた。事件の特殊性や、その後も重大な少年事件が相次いでいることにかんがみ、全文を国民に読んでもらうべきだ」と話した。
共同通信神戸支局のデスクとして取材に関わった佐々木央氏が、審判決定の全文にあった成育歴の大半と精神鑑定主文の重要な部分が「要旨」から抜け落ちていた、という事実を知ったのは10年ほど前だったという。佐々木氏は、事件を担当した井垣康弘・元判事に「ぜひ全文を開示してほしい」と依頼、今回の掲載に至った。

そうである。

今回の報道に対しては、神戸家庭裁判所から、抗議を受けているようである。

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神戸家裁は10日、少年審判の決定全文を掲載した文芸春秋と、記事を寄稿した共同通信社の佐々木央編集委員、事件を担当した元判事で、全文を提供した井垣康弘弁護士に抗議文を送った。

 神戸家裁の岡原剛所長は抗議文で「裁判官が退職後も負う守秘義務に反する行為」とした上で、「非公開とされる少年審判に対する信頼を著しく損なうもの。事件関係者に多大な苦痛を与えかねず、誠に遺憾」と厳しく批判している。

ごもっともである。

裁判官が、自分の担当した審判内容を、こともあろうかゴシップ誌が公開するのに与するのは、少年はおろか、被害者を含めた関係者の心を踏みにじる行為である。

被害者だけではなく、加害者の実名(今は名前を変えている可能性はあるが)や顔写真が今もネットで検索可能な状況で、某雑誌に加害者の実名を掲載していないなど、何の意味もない。

井垣裁判官は、現在大阪弁護士会で弁護士をしているので、今後の人間関係が問題になるかもしれない。でも言わずにはいられない。

彼の愚行に対しては、法によりしかるべき報いを与えられるべきである。

そんなものは啓蒙活動でもなんでもない。歪んだ自己満足の充足である。

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