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【詳報】「決して遊びではなく、仕事の一環」-“旅行疑惑”の上西小百合議員が会見

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体調不良を理由に3月13日の衆議院本会議を欠席し、その間知人男性と旅行に行ったと報じられていた、維新の党の上西小百合衆議院議員が3日夜会見を行い、一連の疑惑を否定するとともに、報道のあり方にも疑問を投げかけた。

「公開ヒアリングのような形で皆さんからガンガン質問を頂く」として同席した橋下徹大阪市長・維新の党最高顧問は、上西氏の3月12日の行動、13日に大阪に帰った判断、15日に療養をせず仕事をしていたことなどを不適切とし、「まったくのアウト」「議員としてありえない」「辞めるべきだと思っている」と厳しく批判しながらも、事実関係が未だはっきりしない点があること、事実と報道の印象が違うとし、執行部と協議の上、4日の昼までに結論を出したいとした。また、自らにも管理不行き届き、責任もあるとしたほか、初動で会見を開かずFAXで済ませようとしたこと、上西議員個人の判断でFacebookで釈明をしたことも、問題があったとした。

一方で、維新と敵対する陣営でのインターン経験のある人物が関西テレビの取材スタッフに含まれていることを指摘する場面も見られた。

また、会見の最後には家城秘書も同席。「秘書としてあるまじき行為、私の立ち振舞い、言動が、国民の皆さま、ご支援していただいてる皆さま、今選挙で戦っている皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを、深く反省をしております。申し訳ございませんでした。

5人くらいの方に囲まれて、いくら制止をしても聞いていただけない状況の中、最初からあのような口調でものを喋っていたわけではございませんので、最後の最後に、ああいう形で言い放ってしまったことについては、私の不徳の致すところです。本当に申し訳ございませんでした。

今後は上西代議士を支えていく立場として、精進したいと思いますので、よろしくお願いいたします。」と謝罪した。

これに対し、記者からは、「お付き合いはないのか」「家城秘書に対する安心感も?」「年上ということで、色々な相談をしたりはしないんですか?」「ああいう言葉遣いをされると、ああいう人間が秘書をしているんだと思う。ああいう言葉を使ったのは生まれて初めてですか?」「(12日の)2軒目はゲイバー?」と言った質問も出た。

上西議員の冒頭発言

上西議員:まずはじめに、先般より、週刊誌、テレビ等で、私が去る3月13日、衆議院本会議を体調不良という理由により欠席をさせていただきました。そういったことに関する報道がなされ、有権者の皆様方、維新の党、大阪維新の会をご支持くださる皆様方に多大なるご迷惑、尾心配をおかけしておりますことに、心より謝罪を申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。

まず時系列をもって、説明をさせていただきたいと思います。13日本会議当日、数日前から私は嘔吐、腹痛、熱、悪寒等の症状を発するような状況でありました。そして、13日当日は体調不良でとても本会議の採決に耐えうるような状況ではございませんでしたので関係部署に医療機関から正式に頂戴しました診断書。これを提出させていただき、休暇を取らせていただきました。

ただ、重要な会議を前にして、体調管理をしっかりと出来ていなかった。このことに関しましては、本当に国民の皆様方から付託を受けて、そういった立場にある人間としては、体調管理の甘さに関して本当に皆様に心よりお詫び申し上げたいと思います。大変申し訳ございませんでした。

それが13日のことでございましたが、14日は自宅の方で療養をさせていただいておりました。そして、15日。この15日は、一部マスコミの皆様方の報道で「15日は旅行していた」だとか「夜旅行していた」という風な報道もありますが、私は皆様方に最初からお話をさせていただいている通り、この期間の間一度も、旅行に出かけたといった、こういった事実は決してございません。

私は診断書自体は、封をされた状態で受け取りましたので、中身については把握をしておりませんが、マスコミの皆様方からお伺いしたところによると、3日間の療養が必要であると。こういう風に書かれていたとお伺いをしております。

その三日間を経過した翌日が15日に当たると、そういうわけなんですけれども、15日は療養させていただきましたおかげで、ずいぶんと体調も回復をすることが出来ました。ですので、15日は地元の市会議員候補者の事務所開き、そして自分の行事等に参加をさせていただき、その後、15日の夜、以前からお約束をさせていただいておりました京都の宮津の方に出向かせていただきました。

「決して遊びではなく、仕事の一環」

この京都の宮津に「秘書と2人で旅行をしたのだろう」とそういうような報道もありますが、そういったことは一切なく、お会いさせていただいたのは、まず私の前回の衆議院議員選挙、その京都の宮津の方の企業経営者の方々も非常にご支援をいただきました。

そういった関係でお礼もかねて、以前よりこの地にお伺いさせていただく。こういうお話であり、 また、その席に同席という形で町長、町議会議員、そして、京都府の府議会議員候補予定者 、そういった方々と同席をし、会食をさせていただきました。

ですので、決して旅行で京都宮津に向かったと。そういったことはありませんし、そしてそういった形で京都の宮津にいかせていただいております。その与謝野町で、前回の衆議院議員選挙でも比例の票、ポイントも格段に伸びたという状況もありますので、そういった観点から、これは決して遊びの旅行ではなかったと。これは、仕事の一環としていかせていただいたのであると。そういうことを皆様方にお伝えをさせていただきたいと思います。

質疑応答

橋下氏:まず、上西議員は、大阪維新の会所属でもありますので、きょうは大阪維新の会の対応の一環として、こういう形で会見をさせて頂いております。

ーどのような処分を?

橋下氏:事実関係について、記者の皆さんに確認をしてもらってからと思ってるんですよね。

-今聞く限りでは、ちゃんとした仕事をしていたということですが、どうして今までそういたことを発信してこなかったんでしょうか。

上西議員:私としましては 直接取材をしてこられたのは、関西テレビ、週刊文春、週刊現代の3社であったという風に記憶しております。3社に関しては、13日に旅行に行かれたのかということだったので、行っておりませんとご説明させていただきましたし、皆様方からも文書という形で頂いたので、しっかり、誠実に対応させていだきました。

ー関西テレビの報道で、ああいった横柄な態度を取る方であったのかと非常に驚いた。

上西議員:映像をご覧頂きましたら、あの場所は人通りが大変多い、心斎橋商店街でございまして私が歩いておりますと突如5名位のカメラ機材を持った方々が走り寄ってきました。当然、名刺も社章も見せていただけない。

私としては、何が起きているのかわからない状態で、「13日、自宅で療養したんですか?」、していましたと。「旅行には行ってないんですか?」、行っていないと。お答えしたのに報道されてはいません。

心斎橋でカメラの機材が周りの方々の頭にぶつかりました。事務所のスタッフの頭にも何度も何度もぶつかる、そういった状況でありましたので、報道によりますと、事務所を通してというのは芸能人みたいじゃないかと言われますが、周りにも迷惑がかかるからしっかりと時間と場所を決めてやっていただきたい、そういう意味で、事務所にアポイントを取ってくださいと。

私からすれば、どういった方々か、記者なのかもわからない方に寄ってこられて、変な話、足を蹴られたり、足を踏まえたりという状況もあり、負傷をさせられている状況でもありました。

私としては、できるだけ迷惑にならないようにお答えさせていいただけるように。15日には宮津には行っておりませんと。

ーつまり、この会見を持って自分は潔白と伝えたいと?

上西議員:そうですね、私は一部報道されているような、遊びで、都構想の前、地方選の前ですから、連日、選挙の手伝い、挨拶と、その時期にまさか遊びに行くということは微塵も考えていない。マスコミの皆さまが発信されている、遊びに出たんだ、という状況ではないとお伝えしたいと思い、今日この場を設けさせていだきました。

ー橋下さんは、こういった議員は自分が一番許せないと、おっしゃっていましたが。

橋下氏:ですから、記者の皆さんにしっかり聞かせてもらいたいとおもいますけどね。事実と違うことがあれば、しっかり取材している皆さんが確認してもらいたいと思いますね。

ーその後でご自分の判断を?

橋下氏:そうです。

ー関西テレビですが、取材について、こちらの考えもお伝えしたいと思います。通行人に当たったことは、その場で謝罪をしたということがありました。スタッフの方に何度も当たったりとか、そういったことは当方の方ではなかったという認識でおります。

当日、いろいろ上西さんに確認したいと思って、うちの記者が色々取材を、確認をしようとしていて、あの場所にいらっしゃるということがわり、結果的にああいうことになったという形になりました。それが経緯です。

それから、落ち着いた場所で取材させていただきたいということですが、我々も同じ思いでして、19日ですか?それ以前に秘書の方を通じて取材させていただきたいと…


上西議員:それはですね、私の秘書に対して取材したいという形で受け取っておりますので、それはしっかり事務所の方で受け止めていなかったのかもしれませんが、そう認識をしておりまして、私の方に文書をいただきましたことについてはお答えをしております。

橋下氏:僕ら公人ですから、チェックを受けるのは当然なんで、何であろうが厳しくやってもらうのが当然だと思いますが、一点、事実の確認として、上西の周りをカメラが囲んでましたけれど、事実かどうかだけ確認させてください。

あれは全部関西テレビの取材という風に聞いていますが、それは事実なんですか?在阪であれば読売、ABC、関テレ、MBS、NHKで来られると思うんですが、複数取り囲んでいたのは複数社で対応したのが、関テレさんだけで対応したのか、それはいかがなんですか?

ーうちの記者のみだったと思います。写り込んでいたのはうちの記者です。

橋下氏:僕が通常取材を受けたりしていると、記者複数人がムービーを持って囲むなんてありえないし、どういう意味なんですか?あそこまで関テレの記者が一人を囲むというのはどういう意味が?

ー結果的に、散らばっていた記者が一箇所に集まって、ああいう状況が生じたと。威圧的ではないかという抗議を受けまして、我々として問題なかったと思ってますが、受けた指摘については改めて指摘が有りましたので、そこはしっかり受け止めさせていただきます。

橋下氏:正当化しようというつもりはないですが、あそこにあんなに何人も集まって、5名?ムービー持って、5台で商店街で囲むっていう報道のあり方はどうなんですか?フェアに判断してもらいたいんです。

もちろん上西の対応は問題だと言う風にいってます。必要であれば家城秘書を呼んで、あの車のぶつけられたからといって、巻き舌でああいう対応するのは問題だと。僕もそんな偉そうに言えた立場じゃないですけど、口の聞き方、僕も言える立場じゃないですけれど、必要であれば、場合によっては謝罪させますけど、僕はてっきり複数社が囲んで…関テレだけでそこまででね。 だからって、事務所通じてやってください、あとは取材拒否。あれも最悪です。けれども僕は7年経験して、一回もないのでね。

ー状況として、意図して威圧的なことをするためにやったのではない、もちろん、ああなってしまいましたのは指摘を受けましたので、その点についてはしかるべき人間と対応させていだきます。

橋下氏:その点に関して僕からもお聞きしたいんですけど、それはフェアなんですかね?問題ないものなんでしょうかね?タウンミーティングじゃないから、皆さんに手を上げてもらうわけにはいかないですけれども、ちょっと、そこの部分は映像の映り方に関して、メディアの皆さんは繰り返し繰り返し映像使って流してますけど、フェアにチェックしてもらいたいと思うんです。

公人ですから、厳しく追及してもらうとか当然ですけど、作ったような映像になるのは違うと。態度は悪いですよ。それはメディア側の方にも、その経緯とか、取材方法に何らか特殊事情があるんだったら、それも含めて映像流してもらわないと。一社で囲むってのはちょっとフェアなんでうすかね?権力チェックじゃないような、そればっかりワイドショー関係で繰り返し流して。

カメラに映った振り払い方は問題、家城秘書の態度も問題、それは関テレさんがありえない取材方法やってたのも事実だと思うんでね、その他あったら指摘していただきたいんですけれどもね。

ー上西議員は、13日の数日前から悪寒があり嘔吐がありということですが、13日はどのような手段で大阪へ?

上西議員:東京の議員宿舎からタクシーで東京駅に参りました。新幹線に乗り、新大阪駅に帰らせて頂きました。これもですね、誤解を招くかもしれないですけれども、私としては堪えられる状況に…12日夜、汚い話で恐縮ですが、嘔吐・下痢を繰り返して一睡も出来ない状況で、議員宿舎での生活リズムは夜外食して議員宿舎に帰ったら朝7時頃には出て、議員会館へ向かうリズムでしたので、飲み物、食べ物、栄養ドリンクなども常備しておりませんでしたし、大阪に帰らせて頂きました。理由としましては、実家であれば家族も住んでおりますから、何かあると看病してもらえると思いましたし、自宅には多少の食べ物、栄養ドリンク等も置いておりますので、しっかり療養させていただけるのではないかと。

正直申し上げて、私あまり病気に罹ったことがない人間なものですから。

ー療養のために大阪に?

上西議員:左様でございます。

ー週刊紙で、自民党の国会議員と飲食されてたと。居酒屋で。それについては。

上西議員:それについても、ご説明させていただきたいのですが、この日は一ヶ月以上前から先輩議員とお約束させていただいており、先輩議員は女性の疾患の医師ということで、平素から、ご相談もさせていただいており、患者さんの記念日ということで、ぜひともその日に行ってきてくれないかということで1ヶ月以上前からお話を頂いておりました。

病院に行かせていただきまして、処方いただきました薬のせいか、夕方、少しは下痢・嘔吐の方も、吐き気も少し収まったように思いますので、少しだけ行っても、食事をするわけでもお酒飲むわけではのないので、今は少し落ち着いているから行かせていただこうと、こういうことでした。

12日、甘い考えで、半ば少し落ち着いているからといって、仮定の話にはなりますが、ずっと寝ていればよくなっていたかもしれませんけれども、それに関しては 私が体調管理が出来ていなかった、ここにいる皆さまから付託を受けている立場の人間としては、考え方の甘さ、真摯に反省し、これからそういったことのないように、しっかり対処、改善させていただきたいと、このように思っております。

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