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アメリカ人の注目は、AIIBより中国の大気汚染?

What’s AIIB? Americans Have To Deal With Pollution From China.


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日本の皆さまの間では、アジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐり喧々諤々たる論争が巻き起こっていることでしょう。一般的なアメリカ人にとって中国に関わるホット・トピックといえば、AIIBではありません。日本人の方々からみると、周回遅れの感が否めない・・・大気汚染です。

記事のトップ画像は、米航空宇宙局(NASA)が打ち上げた人工衛星”テラ”と”アクア”が2006年9月1日から2007年10月まで撮影した地球です。こちらの動画をみると、燃焼活動を示す赤や黄色のドットから発生した汚染物質が大気中に蔓延していく様子が一目瞭然となっています。どこであろうが、お構いなしです。

NASAのジェット推進研究所の研究員ユアン・ワン氏は、この大気汚染に注目。中国から運ばれてくる汚染物質こそ「北太平洋の雲に影響を与え温帯低気圧の勢力を強める」とし、アメリカの気象パターンに甚大な影響を与えていると分析します。

太平洋から、大気が押し寄せてくる様子が見て取れます。
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(出所:NASA)

なぜ中国の大気汚染が問題なのか。共同研究社のジョナサン・ジアン氏いわく、汚染物質は雲の発達と密接な関わりがあるのです。太平洋を渡ってきた汚染物質を含んだ雲は通常より大きく発達してしまうため、嵐を形成する際に勢力が拡大しやすい。勢力拡大に伴い、積雪量も比例するというカラクリです。

汚染物質を含む雪かもしれないので、食べちゃダメですよ!
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(出所:Hola madre)

足元、米国をはじめ気温はマーケットのごとくボラティリティが激しいですよね。2014年に地球の気温が過去最高を記録したかと思ったら、年明け2015年は米国が大寒波に襲われボストンでは過去最高の積雪量が観測されました。環境問題に力を入れるオバマ米大統領なだけに、AIIBを開設する前に公害問題にお金を使って欲しかった・・・なんてことはないでしょうが、異常気象は景気にも直接ダメージを与えるだけに、無視できませんよね。

(カバー写真:NASA)

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