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平和について(11)・・・集団的自衛権ってナニ?(9)

さてさてこのシリーズも回数を重ね、とうとう、11回目になってしまいました。

実際、私自身、何を書いてきたのか忘れてしまいました(笑)。これほど長~く述べるつもりは無かったのですが、この間、例のいわゆる「イスラム国」(IS)の邦人人質事件が起き、そして同時に政府の安保関係のニュースが目白押しというなかでは、同じ内容のコラムの回数が多くなっても、しょうがないのかな?とも思っております。

さてさて、そこで皆さん、このタイトル「平和について」の(3)項目で「集団的自衛権」についてカップルにその賛否を聞いているインタビューがあり、「今の日本の取り巻く状況を考えると、○○(実際は実名の国を挙げていました)が攻めてきたりすることを考えたら集団的自衛権も仕方がない」と答えていたということを述べました。

ここで、もう一度、このタイトルにもあります「集団的自衛権」とは何か?ということについて、お話ししたいと思います。

まず、正式な政府の見解を内閣官房のHPから拾ってみますと・・・「国際法上、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止することが正当化される権利」とされています。この文章を話で聞いて、すぐに理解できる人がどれくらいいらっしゃるでしょうか?

ここでポイントとなるのが、「自国が直接攻撃されていないにもかかわらず」という点です。

つまり、そこを考えれば、先ほどのカップルがインタビューで答えていた内容・・・つまり、「○○が攻めてきたら・・・集団的自衛権」という部分は、ちょっとズレがあるということはお分かりいただけると思います。おそらくそのカップルは、以前、お話したとおり、そもそも言葉を字の如く読んで・・・○○が日本に攻めてきたら、わが国とその他の国々が一緒に対抗する権利・・・だから集団で自衛することと勘違いしていると思われます。

何度も申し上げますが、この部分、ハッキリさせておきたいのが、集団的自衛権とは、自分の国が攻撃されていないのにかかわらず行使する権利ということです。

もちろん、そのカップルの言い分どおり、抑止力という点について、つまり○○が攻められないようにする為の抑止力という点において、集団的自衛権の行使容認という議論をしている場合もありますが、その点については、何が抑止力になるかと言う部分を含めいずれお話ししたいと思います。

とにかくここで、私の見解を申し上げますが、私は、日本が集団的自衛権を行使するべきではないと思っております。つまり行使には反対であるという立場です。また日本国憲法も改正する必要はまったくないというのが私の立場です。

その理由を来週以降、ご説明したいと思います。

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