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- 2011年01月31日 08:26
スプートニクの瞬間!
米国のオバマ米大統領は勝負の年となる3年目の一般教書演説を25日に行いました。
冒頭、大統領は中間選挙での民主党の敗北を受けて民主・共和両党議員に対して、党派の違いを乗り越え、世界経済における米国の生き残りをかけた戦いに立ち向かう為の協力を求めました。
大統領は、「世界的な競争」に立ち向かうため、半世紀以上前の旧ソビエトによる世界初の人工衛星「スプートニク」の打ち上げを例示し「我々世代にとってスプートニクの瞬間」だと強調しました。
競争力強化、インフラ整備、雇用創出を掲げ、25年ぶりの法人税引き下げと合わせて財政再建のための5年間の歳出増の凍結を打ち出しました。
政策目標として、大統領は数学と科学、技術の教師を10万人増やすこと、2035年までに電力の8割をクリーン・エネルギー源で賄うこと、25年以内に国民の8割が高速鉄道へのアクセスを獲得すること、5年以内に国民の98%が高速ワイヤレス・サービスの恩恵を享受することなどを示しました。
また朝鮮半島問題では同盟国の韓国と協力して北朝鮮が核開発という約束を守るよう迫りました。
菅総理の施政方針演説と違い具体的かつメッセージ性に富んだ内容です。
気になることは今年も演説の中に「日本」の言及がなかったことです。
冒頭、大統領は中間選挙での民主党の敗北を受けて民主・共和両党議員に対して、党派の違いを乗り越え、世界経済における米国の生き残りをかけた戦いに立ち向かう為の協力を求めました。
大統領は、「世界的な競争」に立ち向かうため、半世紀以上前の旧ソビエトによる世界初の人工衛星「スプートニク」の打ち上げを例示し「我々世代にとってスプートニクの瞬間」だと強調しました。
競争力強化、インフラ整備、雇用創出を掲げ、25年ぶりの法人税引き下げと合わせて財政再建のための5年間の歳出増の凍結を打ち出しました。
政策目標として、大統領は数学と科学、技術の教師を10万人増やすこと、2035年までに電力の8割をクリーン・エネルギー源で賄うこと、25年以内に国民の8割が高速鉄道へのアクセスを獲得すること、5年以内に国民の98%が高速ワイヤレス・サービスの恩恵を享受することなどを示しました。
また朝鮮半島問題では同盟国の韓国と協力して北朝鮮が核開発という約束を守るよう迫りました。
菅総理の施政方針演説と違い具体的かつメッセージ性に富んだ内容です。
気になることは今年も演説の中に「日本」の言及がなかったことです。