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【衆院予算委】下村・博友会問題「このままでは政治資金はブラックボックス化する」

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衆院予算委員会で13日午前、2015年度予算の集中審議・締めくくり質疑が行われ、大西健介議員は、(1)中川農林水産大臣政務官をめぐる問題(2)下村文部科学大臣の博友会をめぐる問題――についてさらに取り上げた。

中川農水大臣政務官が入院中に喫煙していたとの報道について、中川政務官が「病院内でルールに反して喫煙していたことは事実であり深く反省している」とこれを認め陳謝したため、大西議員は不謹慎な行為であると指摘するとともに「農協改革法案など重要な課題を控えるなか公務に耐えられない状況ではないか。あまり無理をなさらない方がいいのではないか」と述べた。

下村文科大臣の支援団体である博友会については、(1)博友会が政治団体に当たるかどうか(2)政党支部に渡ったお金は会費か寄付か(3)博友会関係者から講演料を受け取ったのか――等の論点をめぐり答弁内容がころころ変わっているとして、「これでは議論をしても意味がない」と指弾。下村大臣は「基本的に矛盾していない。まったくぶれていない」と強弁したが、大西議員は「矛盾しているかどうかはテレビをご覧になっている方にご判断いただきたい」と切り捨てた。

そのうえで、地方の博友会について、「当初は任意の団体だったものが政治団体に変質してきたのではないか。もっと早い時点で地方博友会を政治団体である東京博友会の下部組織にする、もしくはそれぞれの博友会を政治団体登録すればよかった。それを正当化しようと嘘を重ね、つじつまが合わなくなってきているのが今回のこの話」だと指摘。「一連の質疑などを通じて、地方の博友会は下村大臣を支援し組織的・継続的に活動している政治団体に他ならないと思う。政治資金規正法上の届け出義務違反ではないか」と安倍総理の見解をただしたが、総理は、「法的には分離しながら適切に処理していると考える」と下村大臣を擁護した。

大西議員は「これが任意団体でこのまま許されるのなら、政治資金の流れはブラックボックス化して誰もチェックできなくなる。皆が任意団体をどんどんつくり、政治資金収支報告書も出さなくて済むようになる。これでは国民の疑念を払しょくすることはできない」と厳しく指弾した。

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全国博友会に関するこれまでの下村大臣の答弁

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各博友会後援会の位置づけと講演会開催について

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