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- 2011年11月02日 11:00
(ひとこと)ポピュリズム政治が危険なのは〜内田樹さんのツイートより
内田樹さんのツイートから、覚えておきたい言葉をメモ
誰かに憎悪を向けて攻撃することに満足を見いだすようになり、それが目的になってしまう・・。
橋下政治は「既得権益者から権力を市民の手に取り戻す」とよく銘打ちます。(職員基本条例や都構想でもそう銘打っています。)それで公務員(教員含む)に対する嫉妬、憎悪を煽り、公務員を敵に仕立てて攻撃しました。でもそれで府民の暮らしは豊かになったでしょうか?自分たちに行政サービスを提供してくれる公務員をズタズタにして一体なにが新しく生まれたでしょうか?「既得権益」とやらが市民の手に戻って暮らしが向上した、とでも?
いいえ、相変わらず苦しいまま、何も変わらないまま。いえ、もっと苦しさは増してきています。
それで心は荒み、さらに誰かにつらくあたりたくなる。そのニーズにこたえ、橋下氏はセンセーショナルに「敵」を提供し続ける。平松氏しかり。都構想に反対する市役所職員を「民意への挑戦」として粛正するのもしかり・・
ポピュリズム政治はこうやって人心を荒ませる負のスパイラルを生み出します。プラスの暖かいポジティブで建設的で生産的なエネルギーではなく、常に冷酷で破壊的な(しかも破壊しっぱなし)非生産的な憎悪に満ちたマイナスのエネルギーです。そのエネルギーはより弱いものへと向かいやすい・・
だからポピュリズム政治下では、ささくれだった殺伐とした空気が蔓延するのですね。単に経済的な荒廃だけでなく、人々の心までも荒廃させるのがポピュリズム政治の怖いところです。心というソフトは修復するのに時間がかかりやっかいなものなのです。
小泉劇場は社会は互いに助け合うのではなく「自己責任」の名の下に互いに蹴落としあう人心の荒廃をもたらしましたが、小泉劇場をきちんと総括しなかった社会はまた同じ手口にだまされるのです。
以前書いたことと被りますが、もう一度書いておきたくなりました。
ところで、「大阪都構想実現」だけでなく、「教育基本条例制定」「職員基本条例制定」「原発依存度の低下を目指した関西電力への株主提案権行使」が橋下氏のマニフェストだそうです。教育基本条例を争点にしても大丈夫という自信があるのだとしたら恐ろしいことです。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201111010031.html
(例によって「ひとこと」じゃなくなってしまいました。汗)
ポピュリストが危険なのは、政策が間違っているからではなく、人間のネガティヴな感情(嫉妬、憎悪、羨望)に同期して感情的な動員を行うからネガティヴな感情を動員して政治を動かすことの問題点は、それが「人心の荒廃」をもたらすから。ひとたび荒れた人心を回復するのには長い歳月がかかりますlevinassien 内田樹
http://goo.gl/pAKxy
『赤旗』の取材だん。教育基本条例と橋下ポピュリズムについて。たぶん教育基本条例は選挙の争点にならないだろうという話と、ポピュリストが危険なのは、政策が間違っているからではなく、人間のネガティヴな感情(嫉妬、憎悪、羨望)に同期して感情的な動員を行うから、という話をしました。
levinassien 内田樹
http://goo.gl/ROhjT
教育基本条例は教員組織も教委もPTAも反対していますから、争点にするだけ不利です。選挙では「大阪都構想」一点張りで来るでしょう。ネガティヴな感情を動員して政治を動かすことの問題点は、それが「人心の荒廃」をもたらすから。ひとたび荒れた人心を回復するのには長い歳月がかかります。
誰かに憎悪を向けて攻撃することに満足を見いだすようになり、それが目的になってしまう・・。
橋下政治は「既得権益者から権力を市民の手に取り戻す」とよく銘打ちます。(職員基本条例や都構想でもそう銘打っています。)それで公務員(教員含む)に対する嫉妬、憎悪を煽り、公務員を敵に仕立てて攻撃しました。でもそれで府民の暮らしは豊かになったでしょうか?自分たちに行政サービスを提供してくれる公務員をズタズタにして一体なにが新しく生まれたでしょうか?「既得権益」とやらが市民の手に戻って暮らしが向上した、とでも?
いいえ、相変わらず苦しいまま、何も変わらないまま。いえ、もっと苦しさは増してきています。
それで心は荒み、さらに誰かにつらくあたりたくなる。そのニーズにこたえ、橋下氏はセンセーショナルに「敵」を提供し続ける。平松氏しかり。都構想に反対する市役所職員を「民意への挑戦」として粛正するのもしかり・・
ポピュリズム政治はこうやって人心を荒ませる負のスパイラルを生み出します。プラスの暖かいポジティブで建設的で生産的なエネルギーではなく、常に冷酷で破壊的な(しかも破壊しっぱなし)非生産的な憎悪に満ちたマイナスのエネルギーです。そのエネルギーはより弱いものへと向かいやすい・・
だからポピュリズム政治下では、ささくれだった殺伐とした空気が蔓延するのですね。単に経済的な荒廃だけでなく、人々の心までも荒廃させるのがポピュリズム政治の怖いところです。心というソフトは修復するのに時間がかかりやっかいなものなのです。
小泉劇場は社会は互いに助け合うのではなく「自己責任」の名の下に互いに蹴落としあう人心の荒廃をもたらしましたが、小泉劇場をきちんと総括しなかった社会はまた同じ手口にだまされるのです。
以前書いたことと被りますが、もう一度書いておきたくなりました。
ところで、「大阪都構想実現」だけでなく、「教育基本条例制定」「職員基本条例制定」「原発依存度の低下を目指した関西電力への株主提案権行使」が橋下氏のマニフェストだそうです。教育基本条例を争点にしても大丈夫という自信があるのだとしたら恐ろしいことです。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201111010031.html
(例によって「ひとこと」じゃなくなってしまいました。汗)



