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名古屋市議選が大政翼賛会作りの第一歩とならぬよう

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7日に開かれた河村市長の会見です。
毎日新聞 2011年2月8日 地方版

河村・名古屋市長:会見 出直し市議選「手応え」 /愛知

7日開かれた河村たかし名古屋市長の会見の主な内容は次の通り。

 −−次の市議選での減税日本の応援と公務とのやりくりは。

 公務はいささかもミスのないように、怠らないようにやるのが当たり前だ。減税を否決する議会を変えるのは公務と同じ。政治の方も相当力を入れないといけない。

 −−平日昼間も(応援に)行くのか。

 そういうことも出てくる。

(中略)

−−市議選で(定数の)過半数を確保できるか。

 「今の議員ではいけない。変わりなさい」と(市民が)言った。確か(前回市議選の)市議の票は全部足して60万票。手ごたえは十分感じる。

(引用ここまで)
公務時間内の応援示唆 河村市長「議会変える」2011年2月8日

 名古屋市長選で再選された河村たかし市長は7日、市役所で会見し、市民税10%減税などの3大公約は「圧倒的な支持を得た。何としてもやり抜く」と表明した。住民投票で解散した市議会の出直し市議選では自派候補の支援に全力を挙げ、公務時間内でも選挙応援に出向くことはあり得ると述べた。

 地域委員会の全市への拡大、議員報酬の800万円への半減を含む3大公約は「なるべく早く条例案や予算案を議会に提出したい」と話した。

 3月13日の投開票が決まった市議選に関し、公務時間内の選挙応援の可能性を問われ「そういうことも出てくる」と発言。「民意が求める減税を否決する議会を変えることも公務」と説明した。

 特別職の市長に勤務時間の規定はないが、これまでは公務と政治活動を区別するため平日の日中は政治活動をなるべく控えてきた。

 河村市長は次の市議選を、昨夏に始まった市議会解散請求(リコール)の総決算と位置付ける。市議選への入れ込みぶりを隠さないが、新年度予算案を編成する大事な時期。市幹部は「公務に支障がない範囲でやっていただきたい」と複雑な表情を見せている。
前回も書きましたが、地方自治体の長が率先して議会のリコール運動を行うということは、憲法が定めた「二元制」構造を真っ向から否定し、議会制そのものを否定するということです。住民が主体となって起こす本来のリコール運動とは全く意味合いが違います。

ファシズムとは「議会制民主主義の否定」ですから、河村氏のやったリコール運動はまさにファシズムそのものなのです。

前の記事で、河村氏の手法は小泉的でもファシズムでもないと擁護した天木直人氏の残念なエントリーを紹介しましたが、天木氏はこのことを理解していらっしゃらないのでしょうか?

案の定、河村市長はさっそく大政翼賛会作りに乗り出しました。

長と対等な存在として長を監視する存在であるはずの議会を、自分の支配下に納めようとしています。

しかも、市議選の応援を市長としての公務時間内に行う、民意が求める減税を否決する議会を変えることも公務だと公言してはばかりません。

これは、先だってのリコールに続いて再度議会制民主主義を否定するとんでもない発言です。

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