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やはり「死に神」だった鳩山邦夫氏

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ブログ「空と風と、月と、星。」のゆうこさんからトラバをいただいていたのですが、取り上げるのが遅くなってしまいました。

鳩山邦夫氏が法相だったときの暴露話です。

◆産経ニュース
鳩山邦夫氏が法相時、宮崎元死刑囚の死刑「執行すべきと指示」明かす

2010.12.30 00:33

 幼女4人連続誘拐殺人事件で死刑執行された宮崎勤元死刑囚について、当時法相だった鳩山邦夫氏が、民放の収録番組で「最も凶悪な事案の一つと思うから、宮崎を執行すべきだと思うが、検討しろと私から指示した」と発言していたことが29日、分かった。

 毎日放送(大阪)が制作し、29日夜にTBS系列で放送された情報番組で、死刑制度や検察の捜査の在り方などをめぐって国会議員や論客らが議論。鳩山氏の発言部分は今月2日に収録された。

 番組の中で鳩山氏は宮崎元死刑囚について「ここまで非人間的というか、悪くなれる人間がいるんだなと。凶悪性にびっくり」「こんなやつ、生かしてたまるかと思う」などと発言。任期中の死刑執行についても「考えてみれば少なかったと反省している。30〜40人はしなくてはならなかったと反省している」と述べた。
youtubeはこちら



http://www.youtube.com/watch?v=hOYD_4TC4Xs

鳩山氏のこの発言は、法相だった人間としてあるまじき発言です。

それは死刑に賛成の立場をとろうと反対の立場をとろうと関係なく言えることだと思います。

 通常は法務局からあがってきた死刑執行候補の名簿の中から法務大臣が選ぶという手続をとるのですが、この宮崎勤元死刑囚に関しては、逆に鳩山氏の方から検討を指示しました。

何故そういう異例なことを行ったかといえば、「こんなやつ、生かしてたまるか」という個人的な感情に動かされたから、です。

また、鳩山氏は「そういう感情に駆られなければ死刑執行命令はできない」とも言っています。つまり鳩山氏は、死刑とは個人的感情によって執行するものなのだと言い切っているのです。

しかし鳩山氏が死刑執行するのはあくまでも「法務大臣」としてであって鳩山邦夫個人ではない以上、個人的な怒りの感情にまかせて執行してはならないはずです。

これに対し「感情に駆られて何が悪いの?冤罪でもないんだし、どっちみち死刑にしなくちゃならなかったんだから問題ないじゃない?」という結果無価値論的な開き直りが聞こえそうですが、私的な感情に基づいて法務局に検討しろと指示するのは、法務大臣として「法に則って粛々と職務を行った」とは言えず、到底是認できません。

通常の手続通り法務局から上がってきた名簿の中から選択する最終段階で、ひょっとしたらこういう感情を完全には排除できず、隠れた選択理由の一つとなってしまうかもしれません。しかし法相の立場にあった者なら、その時抱いた個人的感情は絶対に口に出すべきではありません。墓場まで持って行くべきだと思います。それが「法相として職務を行う」ということです。

「今だから言っちゃおうかな、初めていうんだけど」とペラペラしゃべるあたり、さすが、アルカイダの友人の友人だとかCIAにゴチになったとかカミングアウトしちゃう鳩山さんだけのことはあると感じました。

こういう口の軽い人は、守秘義務を伴う職業には向かないかと思われます。 

 youtubeを見ると

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