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下村文科大臣の虚偽答弁を問題視 記者会見で髙木国対委員長

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 髙木義明国会対策委員長は3日午前、国会内で定例記者会見を開き、下村文科大臣の政治資金問題に関して、国会での大臣の答弁と事実が異なるとして「虚偽答弁」だと指摘。引き続き追及するとともに再発防止に向けても取り組んでいく考えを示した。

 髙木委員長は冒頭、女性デーと位置付け女性議員5人が質問に立った2日の衆院予算委員会の審議を振り返り、「それぞれ個性をフルに発揮していただき、しっかりした堂々たる論戦だった。今後も国会の論戦の場で積極的に女性を活かしていきたい」と述べた。

 3日の同委員会での外交・安全保障等に関する集中審議では枝野幸男幹事長、辻元清美、大串博志、柚木道義、長島昭久各議員が質問に立つと報告。4日は金沢市と松江市で地方公聴会が開催される。

 そのうえで、2日の審議でも取り上げられた厚生労働省課長の日本人材派遣業協会の新年会での「これまで派遣労働は使い捨て、『モノ扱い』だった」との発言に言及し、「いかにこれまで廃案になってきた労働者派遣法の本質が言い表されているものではないか。今国会でもこの法案が出る状況だが、こうしたものを成立させるわけにはいかない」と力を込めた。

 一部の新聞が3日、岡田克也代表への献金について報じた問題については、(1)献金した「株式会社日清製粉グループ本社」と補助金交付決定を受けた「日清製粉株式会社」という2つの法人格を混同している(2)政治資金規正法第22条の3第1項にいう「性質上利益を伴う補助金」には当たらないため、寄付禁止の規定は適用されないという解釈であり何ら問題ない――と2つの問題点を指摘。これとあわせて報道されている補助金交付決定を受けた企業から安倍総理が代表を務める政党支部が献金を受けていた問題については、「すでに2007年に国会で指摘を受けている事項であり、知らなかったという話ではない」として、こうした問題を放置をしている安倍総理の姿勢を問題視するとともに、岡田代表の件とはまったく異なる内容だとして十分留意するよう求めた。

 下村文部科学大臣の政治資金の問題については、名古屋市の元学習塾経営者で脱税などで有罪判決を受け、昨年には暴力団の資金源とされる風俗業者らに6億円を融資していた「中四国博友会」の元代表からから10万円の寄付を受けていたこと、下村大臣が任意団体と強弁する全国に6支部ある「博友会」のうち東北博友会の講演会に行った際に少なくともタクシー代と宿泊費を受領していたことが判明したとして、2月27日の衆院予算委員会での柚木道義議員の質問に対する「(受け取った事実が)まったくない」「(任意団体からの謝礼等は)一切受け取っていない」との答弁は「虚偽答弁に当たる」と指摘。「不正はただす、再発防止に対しても改革政党として対応していく」と述べた。

 記者会見に同席した柚木議員は、同日午後からの衆院予算委員会で下村文科大臣、安倍総理に対し事実関係や認識をただしていくと表明。名古屋市の元学習塾経営者からの10万円の献金や東北博友会からのタクシー代と宿泊費の受領については、これまでの答弁と矛盾しているとして、「国会を通じて国民の皆さんに謝罪をいただくべきこと。そうした観点から午後の質問でただしていきたい」などと述べた。下村文科大臣が代表を務めると政党支部が博友会から寄付を受け取った際に「年会費」として領収書発行してきた問題についても、「相手の要望だった」としていたが、それ以外の相手にも「年会費」として複数領収書を発行した事実を認めており、これについても「虚偽答弁に当たる」と断じた。

民主党広報委員会

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