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これでもまだ取り調べ全面可視化を急ぐ気はないですか?

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前の記事の続きになります。関連した報道をいくつかピックアップしておきましょう。
特捜前副部長取り調べ「可視化する必要ない」
 郵便不正事件を巡る証拠品改ざん・犯人隠避事件を巡り、最高検の伊藤鉄男次長検事は5日、記者会見し、大阪地検特捜部前副部長・佐賀元明容疑者(49)(犯人隠避容疑で逮捕)が取り調べの録音・録画(全面可視化)を求めていることについて、「(検察官が)自分が取り調べられる時だけ可視化をしろというのはどうかと思う。彼は(取り調べの中で)自分を守る方法を一番よく知っているはずで、被疑者の権利を守るための可視化ならば必要はない」などと述べた。

 最高検が求めていた同部前部長・大坪弘道容疑者(57)(同)と佐賀容疑者の接見禁止の請求を大阪地裁が却下したことについては、「理由は分からない。想像だが、事件関係者が検事なので、罪証隠滅の恐れがないと判断したのではないか」と話した。同部主任検事・前田恒彦容疑者(43)(証拠隠滅容疑で逮捕)の刑事処分は、拘置満期の11日になるとの見通しも示した。

(2010年10月5日22時13分 読売新聞)

「彼は(取り調べの中で)自分を守る方法を一番よく知っているはずで、被疑者の権利を守るための可視化ならば必要はない」

この最高検の伊藤検事の発言がある意味スゴイですね。

この「被疑者」とは佐賀元明氏個人を指しているのでしょう。

佐賀氏は取り調べに当たる検事本人なので、密室でどういうあくどい取調が行われるかを知り尽くしている。だからこそ佐賀氏は手前勝手だけれど全面可視化を要求する。

すると彼の上司はこう突き放す。

「お前は被疑者を落とすノウハウは知り尽くしているのだからそれに如何に対処するかも知ってるはず。自分でナントカしろ。お前一人を救うために可視化に弾みがついてたまるか」

アニメでよくある「部下を切り捨てる悪の組織」を地でいってる感じが・・(笑)
前特捜部長ら接見禁止申し立て、異例の却下
 郵便不正を巡る証拠品のフロッピーディスク(FD)改ざんに関連した犯人隠避事件で、最高検が大阪地検の前特捜部長・大坪弘道(57)、前副部長・佐賀元明(49)両容疑者について接見禁止を請求したところ、大阪地裁が却下したことがわかった。

 決定を不服として申し立てた準抗告も佐賀容疑者については5日、退けられた。否認している容疑者が接見禁止にされないのは異例だ。

 刑事訴訟法では、接見禁止は、検察側の請求などで裁判所が容疑者に証拠隠滅の恐れがあると判断した場合に行う処分。弁護士は対象にならない。

 2人の弁護士らによると、最高検は2日、拘置と接見禁止を大阪地裁に求めたが、接見禁止は却下された。準抗告も佐賀容疑者については棄却、大坪容疑者については明らかになっていない。

(2010年10月5日22時59分 読売新聞)

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