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ケネディ大使、辺野古のサンゴ破壊も見て見ぬふりですか?

2月22日、沖縄県辺野古の新基地建設に反対する市民2人が、抗議活動中に米軍警備員によって拘束されるという事件が起きた。この拘束劇が、米軍高官の指示であったという証言が2月25日付けの沖縄タイムスで報道されている。

もし、これが本当であるならば外交問題として、沖縄県知事だけではなく、私たち市民もしっかりと米国に抗議すべきではないか。

拘束されたのは、地元の反対運動のリーダーの山城博治さんをはじめとした市民で、キャンプ・シュワブ敷地内に数歩入ったというのが拘束の理由らしい。同日の午後には同キャンプ前で新基地建設反対の県民集会が行われる予定だったから、苛立つ政府と米軍が見せしめのために2人を拘束したという見方が出るのは自然だろう。県民集会には県民2800人(主催者発表)が集まり、怒りは頂点に達した。

一方、辺野古の海では、基地建設を進めようとする防衛局によって、巨大なコンクリートが投入され貴重なサンゴたちがその下敷きになり破壊されている。沖縄県が、サンゴ破壊状況の調査をはじめたが、日本政府は無視しようとしている。このコンクリートブロックが日米政府で、下敷きになったサンゴが沖縄県民の気持ちを表していると現地の人が語っていた。まさしくその通りだ。

この米軍による拘束劇や、サンゴの破壊を見て見ぬふりをしているのが、米国のケネディ駐日大使だ。表向きには、新基地建設は日本の問題だというスタンスを貫いているが、今回の拘束劇のように、深く関与していることは明らかだ。

ケネディ大使は、このようなやり方を無視し続けるのか。現地では、若者から、70代、80代のおじい、おばあまでが沖縄の自然、そして民主主義、平和のために身を挺して基地に反対を訴え続けている。

沖縄県知事、名護市長、沖縄選出の国会議員、そして私たち市民も今回の件でケネディ駐日大使に直接抗議すべきではないか。そして、「新基地建設反対」という民意が明らかになった沖縄の意見を直接米国に届ける必要がある。

環境問題に、熱心なケネディ大使だからこそ、本当に沖縄のこと、そしてその環境のことを考えてほしい。

2月20日から、グリーンピースでは、ケネディ駐日大使への国際署名を開始した。世界18カ国で展開されている。1週間ですでに3万人以上の人が参加している。ぜひ、皆さんにもこの署名に参加してほしい。数十秒でできる意思表示だ。

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