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川崎中1殺害

川崎市川崎区の多摩川河川敷で市立中学1年の上村遼太さんが殺害された事件で、18歳の少年1人と17歳の少年2人が殺人容疑で逮捕されましたが、3人とも容疑を否認しているとのこと。

死因は刃物で首などを刺したことによる出血性ショックであるとのことで、事件の残虐性に驚きを隠せません。このような事件において問題になるのが、少年法による被疑者の保護です。

一部ネットでは逮捕された少年の氏名や顔写真などが出回っており、私もフェイスブックで見ました。少年法61条では報道規制が条文として定められていますが、この条文をよく見ると「家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者」となっていますので、指名手配や逮捕された段階の少年はこの条文に該当しないことになり、あくまでも名誉毀損の問題になります。

名誉毀損は個別事件を裁判所が判断することになるので、今回の事例が名誉毀損に当たるかどうかは告訴されない限りは分かりません。しかし、特に18歳の少年に関しては、今後選挙権が18歳にも与えられ、より成人としてみなされる範囲が広がること、少年法が、刑事処分年齢を14歳以上に引き下げたり、量刑を重くしたりという厳罰化の方向に累次改正されています。

従って、名誉毀損に当たらない、つまり公共性、公益性、真実性などの観点から免責されるケースが増えてくるのではないかと思います。私個人としては、少年法というものがまだ未成年には更生の余地があるという趣旨で設けられていることは理解しつつも、仮に報道があっても止むを得ないのではないかと思います。

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