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失敗に学ぶー渡辺喜美氏は復活できるか

一度ぐらい失敗してもいいではないか。
思いっ切りやったらいい。

私は、何かをやることに躊躇っている人には、そう言い聞かせることにしている。
運のある人は、思いっ切りやると大体上手く行く。
運がなくて思いっ切りやっても結果が出せない人も思いっ切りやったことで沢山のことを学ぶ。

思いっ切りやって、失敗したと嘆く人には会った記憶がない。
私が出会う人には思いっ切りやった人が多いからそうなのだろうが、思いっ切りやる人は大抵の場合美しい。

手痛い失敗をしてきた人を何人も見てきた。
ずいぶんと手痛い失敗だな、と思ったが、案外多くの人がその失敗から立ち直っている。

うーん。案外、みんな強いなあ。
大したもんだ、と内心舌を巻くようなことが多い。

実に逞しいものである。

その筆頭が、安倍総理である。
そのすべてを支持するわけではないが、この復活劇はやはり見事である。
再起不能かしら、と思っていたが、見事に復活した。

第一次安倍内閣の時は、さすがに唖然とした。
その不甲斐なさに愕然とした。
どんなに意気軒昂なように見えても、実に人は脆いものだなあ、と痛感した。

その安倍総理が今は意気揚々としているように見える。
私のブログの読者の中にはそういう安倍総理に何とかケチを付けたい風の人がいるが、まあ蜂が刺したほども痛くないだろう。

安倍総理を見事に復活させた人たちの凄さを痛感している。
ご本人がいくら一人で力んでも、そう簡単に復活はしない。
本人が力めば力むほど孤立感が深まるのが関の山だ。

あの安倍総理が復活できたのだから、大抵の人が復活できるだろうと思っている。
私の目下の関心は、みんなの党の代表だった渡辺喜美氏である。

渡辺喜美氏は復活できるか。

維新の会との合同を実現していれば今頃は日本の政治の中枢にいただろうに、と思うと、渡辺氏の失敗の大きさが改めて胸に突き刺さってくる。
渡辺氏が自民党を飛び出すことを決めた時に、事前に声がかかれば私も動き出したかも知れないと思うことがあった。
案外、私は渡辺氏の近くにいた。
唯我独尊で仲間作りがそれほど上手でなかったから、結局渡辺氏は一人で自民党を飛び出したが、結果的にその時の単独行動が渡辺氏の今日を決めてしまったようなものだ。

さて、そういう渡辺氏がもう一度復活できるか。

かつてのような突破力はもう持ち合わせていないだろうが、出来れば渡辺氏には復活してもらいたいものだと思っている。
渡辺氏が復活できるようであれば、大抵の人は復活できる。

そういう逆境を乗り越えた政治家を永田町に送り込みたいものだと思っている。

安倍総理にしろ渡辺喜美氏にしろ、貶す人はいつまでも貶すだろうが、私にはそれぞれ一廉の人物のように思える。

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