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ギリシャの野性派財務大臣の過激発言集

 欧州では相変わらずギリシャ問題で揺れているようなのですが…今、渦中のギリシャのバルファキス財務大臣が女性の間で人気を博しているのだとか。

 確かに今までの政治家のイメージとは大いに違います。ノーネクタイに革ジャン。しかも、シャツがズボンからはみ出ているのです。なんという野性味。どうみたって経済学者とは思えません。

 草食系男子なんて言葉が流行る時代だから、そのような男に注目が集まるのかもしれません。

 しかし、この人は、単に風貌が個性的であるだけでなく、言うこともかなり過激なのです。

 どんなことを言っているのでしょうか? BBCの記事でみつけた彼の過激な発言をご紹介します。
Europe in its infinite wisdom decided to deal with this bankruptcy by loading the largest loan in human history on the weakest of shoulders... What we've been having ever since is a kind of fiscal waterboarding that has turned this nation into a debt colony.

「欧州は、史上最も過大な債務を弱者に背負わせることによって、この破綻問題を処理することが最善と考えた。以来、我々がやっていることは、この国を借金の植民地にする財政的水責めなのである」
We are going to destroy the basis upon which they have built for decade after decade a system, a network that viciously sucks the energy and the economic power from everybody else in society.

「人々は長年の間に、社会の全ての人間から経済的パワーを吸い上げてしまう社会システムを築いてきたが、その基礎にあるものを我々は破壊しようとしている」
Greek democracy today chose to stop going gently into the night. Greek democracy resolved to rage against the dying of the light.

「今のギリシャの民主主義が、闇夜に向かって歩むことを止めさせた。ギリシャの民主主義は、明かりが消え行くことに対し怒りをぶつけることを決意したのだ」
Quite remarkably, while the insolvent states are visited upon by stern IMF and EU officials, are constantly reviled by the 'serious' press for their 'profligacy' and 'wayward' fiscal stance, the banks go on receiving ECB liquidity and state funding (plus guarantees) with no strings attached. No memoranda, no conditionalities, nothing.

「驚くべきことに、借金を返せなくなった国が、IMFとEUの厳しい官吏から放漫財政に関し罵倒される間、民間銀行は、ECBからの流動性と国からの融資(プラス保証)を何の条件もなしに受け取るのである」
Greece is absolutely, irreversibly, committed to staying in the eurozone. The problem is that once you're in, it goes just like the Eagle's song 'Hotel California' - you can check out any time you like, but you can never leave.

「ギリシャは、ユーロ圏に留まることを絶対的に言明している。それは取り消し不能の言明である。問題は、一度ユーロ圏に入ると、後はイーグルスのホテルカリフォルニアのようになるのである。いつでも好きなときにチェックアウトはできるが、決して去ることはできないのだ」
A committee built on rotten foundations.

「(トロイカ体制は)腐った土台の上に作られた委員会である」
 如何でしょうか?

 ホテルカリフォルニアの歌詞を引用するあたりは年代を感じさせますが…好きな時にチェックアウトできるが、しかし、去ることができないのがユーロ圏だなんて。ユーロに対する大変な皮肉ですよね。そう思いませんか?

 最後のrotten foundations なんていう言い方も、まさに過激そのもの。

 恐らくバルファキス財務相は、ユーロ圏のリーダーたちをホテルカリフォルニアの滞在者になぞらえているのかもしれません。お前らは腐っているから、俺たちを切れないだろう、と。

 「このトロとイカが腐っているぞ!」

 でも、そんなこを言われても、彼らはまともに反応はしないのです。何故ならば彼らはバンカーですから。

 いやーん、バンカー…

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