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「『格差』への言及まったくなくびっくりした」総理施政方針演説に長妻代表代行

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 長妻昭代表代行は12日夕、定例の記者会見を党本部で開き、(1)安倍総理の施政方針演説(2)共生社会創造本の取り組み――などについて発言した。

 

 同日の衆参本会議での安倍総理の施政方針演説については、「『格差』への言及がまったくなく、びっくりした。子どもの貧困については若干の言及があったが、最大の問題である格差に対してもっと深い認識を持っていただきたい。各省庁から上がってきたものを寄せ集めた短冊方式の感が否めない」と指摘。戦後70年の「積極的平和主義」の項目に、「幾多の災害から得た教訓や経験を世界と共有する」として、今年3月の仙台での国連防災世界会議や5月のいわきでの太平洋・島サミットの開催などへの言及があることにも触れ、文脈が異なるのではないかとの見解を述べた。

 「共生社会創造本部」の取り組みとしては、同日夜には日野市にある学生寮「あしなが心塾」を、14日夜には新宿にある24時間保育・夜間学童「エイビイシイ保育園」を視察すると報告した。

 従軍慰安婦の問題に関するNHKの籾井会長の「政府のスタンスが見えない。取り上げるか慎重に」との発言や、戦後70年の総理談話をめぐり、与野党との協議を求める意見を自民党・萩生田総裁特別補佐が「事前検閲」と指摘したことについては、「政治家が個々の放送について言及するのは厳に慎まなければいけないがこの発言は看過できない」、「(戦後70年談話は)国会、与党野党で事前に議論するべきだと私も強く考えている。この発言には強い違和感を持つ」と批判した。

 安倍総理が施政方針演説の中で訴えた「誰にでもチャンスのある社会の実現」について、「格差」の観点からの受け止めを問われると、「その実現のためには、出発点で不平等があってはなかなかチャンスをものにできないこともある。それをさらっとおっしゃるが、その背景にある、子どものみならず社会全体の格差が拡大し、富とチャンスが一部の方に偏ってきている問題をどうするのか。所得再分配政策あるいは資産再分配政策など、格差を是正するための、もう少し掘り下げたご意見をいただきたい。正面から格差問題に向き合っていただきたい」と求めた。

民主党広報委員会

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