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<これまでにない遊び手と作り手の交流会>ゲーム大会とゲーム実況のイベント「闘会議」が面白い

八坂亮[ゲームクリエイター]

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去る1月31日と2月1日の二日間、千葉県の幕張メッセでとあるゲームのイベントが行われた。その名も「闘会議」。ゲームのイベントと言えば、毎年秋に開催される「東京ゲームショウ」をはじめとした数多くのイベントが既に存在するが、闘会議はそれらとはまた違った面白さのあるイベントだった。

ゲームを遊ぶためのイベント

「東京ゲームショウ」といえば、未来に向けたゲームの発表を行い、ユーザーに実際に触ってもらう試遊会の性質が強いイベントだ。メーカー主導のイベントとも言える。それに対して闘会議は「ゲーム大会とゲーム実況の祭典」を謳った、ゲームを楽しむ事に特化したイベントだった。

例えば、ニコニコ動画でもトップクラスのコンテンツになっているゲーム実況を会場で生でやってみたり、サッカーゲームを実際に11人対11人で遊んでみたり。実際に体を使って解いていく謎解きゲームなど、様々なジャンルのゲームで会場ならではの遊び方を提案していた。「みんなが遊べる、楽しめる『ゲームのお祭り』」というキャチコピー通りのイベントだったように思う。

遊ぶ人にとっても作る人にとっても貴重な機会

筆者はゲームのイベントに参加する時に一つ目的を持っている。それは「ゲームを遊ぶ人を数多く見る」という事だ。

ゲームは遊んでくれるユーザーのためにあり、我々作る側の人間はいかにユーザーにいかに楽しんでもらえるかを考えて作り続けている。が、一度世に出てしまうと「遊んでくれるユーザー」を直接目にする機会はほとんどと言っていいほど無い。

開発中はあんなに「どう思うだろうか?」「ユーザーは納得してくれるだろうか?」と自問自答し、楽しんでいる姿を思い描いて作っているのに、答え合わせができない矛盾に溢れた仕事だとつくづく思う。

そんな中で、ゲームのイベントはユーザーの期待感や楽しんでる気持ちを直接肌で感じられる貴重な機会だ。特に闘会議は「遊ぶ」事をメインにしたイベントなので、ゲームショウよりも遊んでいる姿を多く見る事ができた。

意外に思われるかもしれないが、様々な既存のゲームを楽しめる機会というのは案外少ない。普段はあまりフォローできていないようなゲームのお客さんを見れる機会は作り手と言えどもそう多いものではないのげ現実だ。

ここで脳に焼き付けた「お客さんの姿」が未来の新しいゲームを生み出すきっかけになるだろうし、ある意味では作り手とユーザーを繋げるイベントとも言えるかもしれない。

次回開催に向けて

闘会議は2016年にも第2回の開催が決定している。

ネガティブな声が大きく聞こえがちな昨今において、自分の知らないゲームの面白さを肌で感じられる貴重な機会だ。来年以降も継続し、ユーザーの遊び場として発展を続けて欲しいと願うばかりだ。

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