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ワン・ディレクションが人気のSpotifyプレイリストをジャック。2日限定のキュレーターでカルヴィン・ハリス、Sia、ビヨンセなどを選曲

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ワン・ディレクションが珍しいプロモーションを行っています。ただしSpotify上で。

定額制音楽ストリーミングサーヴィス「Spotify」にはユーザーが作成したり、Spotifyが作成したプレイリストが15億個以上存在します。このSpotifyプレイリストは、好きな曲を何曲でもどんな順番にでも追加することが出来る上に、アーティストやジャンル別以外にも、ワークアウトやドライブなど、アクティビティに合わせて作って楽しむこともできます。

ワン・ディレクションは2月6日と7日の二日間に渡って人気のSpotifyプレイリスト「Teen Party」プレイリストをジャック、5人がキュレーターとなってカルヴィン・ハリス、Sia、ビヨンセなどそれぞれが好きな曲を追加してファンに音楽を届けています。

ワン・ディレクションは、またこのSpotifyプレイリストに追加する曲のリクエストもTwitterで募集しています。一方的に曲を配信してファンを置き去りにするのではなく、ファンとの双方向コミュニケーションを図るアプローチで、新しい音楽との出会いを広げている点は、アーティストとファンの理想的な関係のように思えます。

気になる人は、ハッシュタグ「#1D2D」でTwitterを検索してみてください。

Spotifyのプレイリスト機能が人気を集める理由は、SNSのアカウントのようにプレイリストがフォローできるソーシャル的な点です。曲が追加されれば通知を受け取ることができる機能がある他にも、好きなジャンルの曲や、最新リリースなどをまとめて聴けることから、知らない曲との出会いの場としての付加価値がある点は、一般的な音楽サーヴィスとは一線を画しています。

Teen Partyプレイリストは100万人以上のSpotifyユーザーからフォローされる人気のプレイリスト。このプレイリストをフォローしたことで、これまで聞いたことのない曲を初めて知ったワン・ディレクションのファンもいるでしょう。

音楽コンテンツを届ける手法にルールは存在しません。ですが、これはどうでしょう? 「このアルバム聞いてね」といって自分達の曲の90秒音源サンプルを公開するか、「このプレイリスト聴いてね」と言ってアーティストが選んだ自分たち以外の音楽を何曲もフルで配信して、Twitterやエクスクルーシブなコンテンツを使って、ファンとのコミュニケーションづくりをするのか。

この2つの手法のどちらがファンにとっても嬉しいか、これまで出会っていない新しいリスナーにとって魅力的か、音楽コンテンツをどうやって届け聴いてもらい、ファンに話題にしてもらうか、そしてどうプロモーションに活用していくのか、Spotifyを使うことでこれまでのルールも変わりそうな気がします。

まだ日本に上陸していないSpotifyですが、上陸した時もワン・ディレクションのようにアーティストやレコード会社が積極的にSpotifyプレイリストを使って、パッケージやデジタルダウンロードの枠にとらわれないモデルから、新しい音楽とリスナーが出会う場や音楽プロモーションの手法を増やしていって欲しいです。

ソース
One Direction is going to take over Spotify to curate party music for teens (2/7 The Verge)

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