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「アニー」は大人が楽しめる政治映画?

中学生の時に初めて観た映画“Annie”
映画としては今回で三作目のリメイクになるわけですが、早速レイトショーで観てきました。

原作の漫画・ミュージカル・映画と、時代背景は1933年の世界大恐慌なのですが、今回は現在が舞台となっています。82年前のことを想像するのは難しいので、このほうが感情移入しやすくて良いと思いました。

私は1982年の映画を観た時からアニーの事が気になって、時々アメコミ誌を買って読んだり、米国新聞の日曜版に連載されていた4コマ漫画を読んだりしていました。(新聞では2010年の完結まで、なんと86年も連載が続いていました!)

先日の映画館内は公開されたばかりだったにもかかわらず結構がらがら。日本では子供向けのミュージカル映画だと思われているのか、さすがに夜は少ないのでしょう。
しかし、実は大人が色々と考えさせられる作品だということをご存知でしょうか。

元々前述のとおり、原作は大恐慌の中で繰り広げられる壮絶な人生ストーリー。私の記憶ではアニーを養女にした大富豪は、その後事業に失敗して、ジェットコースターのような人生を歩みます(ネタバレではありません。映画とはかなり話が違うので、ご安心を)ルーズベルトのニューディール政策や、資本主義と社会主義の対峙など、政治的な議論もかなりストーリーの中に組み込まれています。

勿論、映画では、その色をだいぶ薄くはしています。
しかし、一番冒頭の歌から上記のような政治タッチが表れるので、気づく方もいるでしょう。そして徐々に、「機会の平等」や「自由経済」的な思想にも繋がっていくため、原作漫画の想いを残そうとしているのが分かります。
また、私が面白いと思ったのは、今回の大富豪はベンチャー起業家で、政治の世界に進出を果たそうとしているという設定(それも原作の政治的なメッセージを違う形で残そうと思ってのことだと思います)。しかし、最後は「政治屋」ではない自分に気づき、いとも簡単に・・・。これ以上はネタバレになるので書くのをやめます(笑)

仮に選挙に勝てなくても、違う形で国に貢献できる人が真の政治家だと私は訴えてきましたが、それを映画で唱えてくれているような気がして、とても共感できました。
大人から子供まで楽しめる映画です!

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