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アフリカの「イスラム国家」に対する攻撃

ボコハラムはナイジェリアの過激派集団で、中東の話ではありませんが、彼らも確かISに忠誠を誓っていたこともあり、ISの国際社会に対する脅威とそれに対するアフリカ諸国の対応という意味でごく簡単に。

なお、日本人の中にはISとの戦いと言うと米国のそれと理解して、頭から警戒する人がいるようですが、このブログでも紹介している通り、エジプトのansar beit al maqdis ,先日のリビアのトリポリのホテル襲撃のIS等、中東では至る所でIS又はそのシンパがテロを行い、それらの国の脅威となっているほか、このボコハラムのように、ISはアフリカでも深刻な脅威となり、まさしく国際社会全体の脅威となりつつあることに留意する必要がありそうです。

ボコハラムはナイジェリアのイスラム過激派ですが、女子高校生を200名以上誘拐し奴隷に売ると脅迫したり、10歳の女児に爆薬をつけて人間爆弾に使う等、悪逆非道なことでは、これまでも国際的に有名で、日本でもしばしば報道されていたと思います。

このボコハラムの指導者が、確か昨年8月だったかにISに忠誠を誓っていますが、その後そのテロ活動は益々激化し、ナイジェリアの北部の多くの村を焼いたり、殺人をほしいままにするのみならず、最近では隣国のカメルーンにまで押しかけてテロを働いています。

このような状況に鑑み、アフリカ連合AUは、近隣諸国(ナイジェリア、チャド、ニジェール、カメルーン、ベニン)が、ボコハラムと戦うために7500名からなる合同軍を設立することを承認しました。

これらの軍のうちで、現地に最も近く、かつ軍事的能力も高いと言われるチャド軍は既にカメルーン北部に入って、活動しているところ、31日にはボコハラムが占拠しているナイジェリア北部のgamburo(アラビア語からの音訳)をチャド空軍機が爆撃したとのことです。

爆撃の影響等については不明ですがとりあえず

http://www.aljazeera.net/news/international/2015/2/1/الجيش-التشادي-يقصف-بوكو-حرام-داخل-نيجيريا

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